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人を殺しても許してもらえる境界線はどこか?
たとえば、今、ウクライナ兵でもロシア兵でも、戦場で敵兵を殺しても“殺人罪”には問われないだろう。 そ... たとえば、今、ウクライナ兵でもロシア兵でも、戦場で敵兵を殺しても“殺人罪”には問われないだろう。 それが戦争だから。 でも、戦場からはなれてむやみに敵国の一般市民を殺したら、21世紀の常識では戦争犯罪だろう。 現代日本で殺人を犯しても執行猶予がつく場合というのはあって、まあこれを“許された”というのは少し違うのかもしれないが、ある程度の期間を反省して生きれば前科がつかないのと同等の扱いになるわけだから、人殺しにしてはかなり許されてると思う。 その昔、日本の刑法では尊属(親とか祖父母とか)を殺すと執行猶予がつけられなかったわけだが、これが最高裁で違憲とされた話は、憲法を習うとかならずでてくる。 あれはまあ、殺された父親がなにしろ鬼畜だったので、殺した娘を許してやってもいいのかな?という気はする。 その動機ともたらした効果はどうあれ、山上容疑者はテロリストで殺人犯で、その罪の部分は許すべきでは