是枝裕和監督の『誰も知らない』と、最悪な映画体験について

私と『誰も知らない』に関する最悪な映画体験について、書き残しておきたい。書きやすい文体として饒舌体としているが、誰が読んだって読まなくたっていい。ちなみにオチはない。ただただ、最悪だった、という話。 『誰も知らない』という映画をご存知だろうか。 2004年公開、是枝裕和監督が脚本製作総指揮を行い、主演を務めた当時14歳の柳楽優弥がカンヌ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞した作品である。『万引き家族』が話題になった際に取り上げられた作品でもあるため、耳にしたことのある人は多いのではないだろうか。 本作は1988年の巣鴨子供置き去り事件という、母親が4人の子供を家に置き去りにした事件を題材とした、いわゆる社会問題系の映画だ。 私はこの作品を、他の誰もこんなクソ最悪なシチュエーションでは観てはいないだろう、というシチュエーションで観た。 平たく言えば私はこの映画を、家出していた母親が半年ほど経っ

[minoton]

是枝裕和インタビュー　For The Invisible Reality｜Dazed Japan https://www.shinichiuchida.com/2004/08/dazed-japan.html

[www6]

誰も傷つけない表現なんてない、というのはこういうことを言うのであってな・・・

[saketomass]

当事者だったり似た境遇だと自分の経験と重なってすごく辛いと思う。当事者じゃない人が映画を見て娯楽として消費してるのを見ると、あんた達はこの地獄を知らないからエンタメとして見られるんじゃ！と感じると思う

[tempodeamor]

是枝裕和なら対談受けてくれるような気がする

[cha16]

お疲れさま。自分が未成年であれを母親と一緒に観に行って、居なくなられたら心の整理がつかなかっただろうな。増田に幸あれ。

[fatpapa]

毒親とか暴力でない虐待が一般に認知されるようになったのは割と最近だしこの映画もその1つだろうが母親は内容判って見せたんかな？そも是枝映画は子供向きではないと思うがそうだとしたらある意味精神的虐待だわな

[gomer-pyle]

映画と言うのは他人事だから見てられるのだ。境遇があまりにも合いすぎていると嫌悪になる。

[algot]

これを読んでなんで映画の方を批判するブコメが出てくるのかさっぱりわからない

[yosiro]

あれでYOUの好感度下がった話とかあったな。やけにリアルだった

[hanbey64]

所詮、この監督の作ってる映画って社会派のような、不幸な家族ポルノだったってわけだ。で当事者は自分だけではないことに安心する、虐待してるのは自分だけでないって。

[neputa]

少なくとも想像力の乏しい私が増田の幼少期に起こったことをリアルに想起する助けにはなっている。増田と似た境遇の子たちに幸多からんことを願う。ちなみにやたら読みやすい文章だった。

[NAPORIN]

“あのころ学生だった私は、家の不満を少しでも漏らそうものなら肉親にも他人にも窘められた。乱暴な言葉は使わず、起きていることだけを訴えても、親にも事情があるのだと黙らされた。”