『火垂るの墓』を観た海外の人による映画批評→最後の文章に共感の声集まる「これほど的確に鑑賞後の心象を表した表現を私は知らない」

Kenji Shiraishi @Knjshiraishi ついにアメリカのNetflixに火垂るの墓が登場した。初めて見るアメリカ人たちから、どういう反響を引き起こすのだろうか。 pic.x.com/vcciqr0wnk 2024-09-18 08:46:41

[shiraishigento]

ラストシーンの清太だけじゃなくたくさんの子供が駅で孤児となり野垂れ死んでたシーン。 何が誰が悪いと言うより子供の一人すら救えない戦争直後の辛さ重さがこの物語の悲しい帰結なんだと思う。

[gabill]

この映画には2つのifがある。節子と同い年生まれのサツキは「節子が死ななかったif」と言える。作者の野坂昭如は妹を栄養失調で失っているけど兄である作者本人は餓死してない。清太は妹と一緒に死んだ作者本人のif。

[highAAA]

“今は未亡人(西宮のおばさん)を責めるが、全体主義になったときに清太を責める人が増える僕はそれが怖いって”

[quitquiet]

「おばさんを擁護して清太を貶す」感情って、救いがない結末に対する防衛本能ではと思う。根底には「清太がうまく立ち回って2人が生き延びる」ifへの渇望がある。安易に全体主義に結びつけるのも違うのでは。

[aua]

野坂昭如のエッセイの方が面白かったりするんだな、これが。アニメも良いけど本もええよhttps://fujinkoron.jp/articles/amp/2397

[IthacaChasma]

ものすごく文章が上手いレビュー（訳も良い）。『火垂るの墓』を見直したくなった。ソース不明とのブコメもあるけど、このレビューのURLはこちら（ネタバレなのでＶボタン要押下）→　https://www.imdb.com/review/rw1180721/

[mak_in]

重すぎて、何度も観るものじゃないが、人生で一度は観ておきたい作品だよな。いつか子どもにも観せてあげたいと思いつつも、いつ？と聞かれると難しい。あえて言うなら心身が健康な時、だろうか。いつになるだろうか

[chikurou]

レビューの元ネタ。2005年だった→　https://www.imdb.com/review/rw1180721/?ref_=tt_urv／キャプチャの元ネタはこっちかな→http://chouyakuc.blog134.fc2.com/blog-entry-196.html／国籍は文章の内容から

[iinalabkojocho]

ほとんど（翻訳調であることも含めて）この海外のレビューは全く過不足がなくカンペキかと。高畑勲と言う稀代の映像作家の傑作。そしてトリックスターでもあった野坂昭如が遺した。「戦争とは何か？」

[seachikin]

火垂るの墓みた数年後に、戦争孤児になって上野駅で路上生活してた人の体験談を読んだ。同じような子供が沢山いて毎日何人と朝に冷たくなってた体験談見てそんなに特別な話でないと知って余計に表現含め名作だと思う

[NAPORIN]

“@NSA_Heine 清太を責めるのはさ戦時中と同じ思想で危険なの 昔の子どもは大人っぽかったとか関係なく どの時代も14歳は14歳らしく生きさせてあげられる社会じゃないとダメ”

[brimley3]

ジブリが野坂昭如じゃなくて「はだしのゲン」をアニメ化してたらアメリカさん叩かれてたかな？ディズニーが許すわけないと思うが。

[gamecome]

この清太が数十年後にダウンタウンのハマちゃんとわりかし本気でシバき合ってるんだよな

[daishi_n]

昔は日本アニメ好き海外オタの罰ゲーム視聴で拷問ネタにされてたもんな。1回は見る価値があっても複数回見たいと思わない

[deep_one]

まぁキッツい話だよな。

[bokmal]

"If you have a night to ruin, watch Hotaru no haka. It's a film that you don't want to see, but one that you will never regret having seen.”/昭和20年9月に三ノ宮駅で死ななかった野坂昭如（2015没）をお茶の間で見てきた世代にはまた別の思い入れもある。

[yamatedolphin]

パーソナルな色彩が強くて、兄弟愛とか分からない者としては今ひとつピンとこない作品で、誰もがみる「べき」なんて思えないんだけど？ていうか、映画になんてみる「べき」ものなんてある？

[pikopikopan]

4-5回見てる。数年おきに見た方がいいアニメ

[kawabata100]

確かに、作品に(作り手による)特定の国や政治批判が入らないのはいいかもね。余裕なき人間の行動がどうなるか。

[poppo-george]

中学時代に火垂るの墓→トトロの順に見てトトロが全然頭に入らなかった。当時は夏になるとTVで戦争関係のドキュメンタリー番組が多数放映されてたが今はかなり減ってしまったなぁ。

[tettekete37564]

トトロと同時上映だったんだぜ

[kazumori]

清太が非難されるのは「はだしのゲン」のゲンと比較されるからっていうのもあると思うんだよな。「ゲンならもっと上手くやれる」みたいに考えてしまう。

[uehaj]

「戦争で真に失われるものは汚れない魂なのだ」 子供が子供で生きられることを守らないと

[nonsect]

解説が過不足なさすぎるやろ（翻訳も上手）。

[naka_dekoboko]

蛍の墓がいいのは、あれは金も余裕もなくなった共同体ならどこでも起き得て、戦争は単にその状況の原因なだけ。別に戦争じゃなくてもああなりうるトコ。

[Goldenduck]

どうしようもないやりきれなさの中で、じゃあどうだったら生き延びたのかってたらればに逃げたくなるのが心というもの。普通の物語では物語の結末を変えられるのは主人公の行動だからな

[kunitaka]

観る度に印象が変わる作品。

[otihateten3510]

よくある戦争小説のアニメ化にしか見えんけどね俺は。ただ文学的にはあるあるな展開をアニメ化してるのってあんまないから貴重ではある。

[cocoronia]

子供の頃おばさんなんて酷いのかと思ったものだ。大人になったら糞女が子供をうちに捨てていって子供2人を育てることになってな、めちゃ負担よ。生活費は嵩むしワクチンは打ってないし学校や習い事の送迎やら…

[delimiter]

サンキューやで

[aosiro]

感動なんかないよ。日本は立ち直ったがこれと似たような状況が世界中で起こってるってことに気づいて憂鬱になるんだよ

[gm91]

誰がどういう感想を持とうが自由であるが、原作含めてこの話に何を感動するのか皆目わからない。理不尽な社会に足掻いて報われないのならまだしも清太はまだ還れる場所があったのにそうしなかった。

[daysleeeper]

昨日今日とこの和訳ばっかり何度も流れてきて本当にソースあるのかなと思ってたら、ちゃんとあるのか。

[homarara]

岡田斗司夫の解説が詳細で面白かった。

[asitanoyamasita]

『戦争で真に失われるもの〜汚れなき魂であると訴え』清太節子は勿論、冒頭の駅で死に際に横たわる清太を見た大人達が心配どころか「汚いなー」「こんなんおったら恥やわ」と辛辣につぶやき去ってくのもそれだよなー

[napsucks]

子供が観ると容赦ないおばさんがとても怖くて憎らしく、大人が観ると清太の考えなしの無鉄砲が目につくという不思議な作品よね

[hilda_i]

海外文学を読むとたまぁに出てくる、戦争がもたらした、抑圧からの解放（支配者たる大人不在の世界で子供たちが自由に生きる）、を描いた作品でもある。それでも清太と節子は幸せに生きて死んだというメリバ。

[natumeuashi]

清太がしっかりと言われても普通の13歳なんて頭にエロしか詰まってない様な時期だし、オバさんもまあ人情は厚くないけど人並みだよなぁ‥という感想。悪人がいない世界でも理不尽や不幸は当たり前に起こる

[yujimi-daifuku-2222]

冒頭の外国ニキの情熱的なレビューは昔読んだ事がある気がするけれど、今も変わらずに好きだな。自分が好きな作品を皆に見てもらいたいという情動が真っ直ぐに伝わってくる。