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「ケータイを読む」読書スタイルは定着するか? (1/3)
出版不況が叫ばれる昨今、著名な雑誌も次々と休刊に追い込まれている。ビジネスモデルの問題、消費者の... 出版不況が叫ばれる昨今、著名な雑誌も次々と休刊に追い込まれている。ビジネスモデルの問題、消費者の紙離れなど、さまざまな原因が指摘されているが、ただ淘汰されるのを見守るだけでよいのだろうか。 今回ご紹介するauの「biblio」という端末と「EZブック」というサービスは、雑誌まで含めた紙媒体の新しい展開を支えることになるのだろうか。 「紙よりケータイの方が読みやすいんじゃない?」 6月中旬、僕が嘉悦大学で行なっている授業「情報メディア論」でテキストメディアを採り上げた。この中で、新聞や雑誌など紙媒体についてどう思うか、学生に課題で尋ねてみた。 現在20歳前後の彼らは1990年代にさしかかる時期に生まれた世代。5才前後から家にパソコンとインターネットがあり、10才前後でiモードのサービスがスタート。そして実際に当人がケータイを持ち始めた頃にはすでに画面はカラーだった、そんな世代である。 紙を評
2009/07/07 リンク