グーグルはキングかゴリラか − ＠IT

年明け早々、なぞなぞのようなタイトルで恐縮だが、「グーグルはキングかゴリラか」という問題を考えてみたい。 2006年9月と少し古いエントリになるが、小社のブログコーナー「ITmedia オルタナティブ・ブログ」で執筆されているブロガーの1人、栗原潔氏が「ミクシィとYouTubeと『ゴリラ・ゲーム』について」と題するエントリで興味深いことを書かれている。 ゴリラ・ゲームとは、キャズム理論などで知られるコンサルタントのジェフリー・ムーアが1998年に書いた本の中で提示した、企業の市場競争力の分析モデルだ。書籍名も『ゴリラ・ゲーム』だが、すでに原書も翻訳も絶版だそうで、現在入手は難しい。栗原氏の説明によれば、ポイントは以下の通りだ。 “キング”とは、顧客が他社製品・サービスへスイッチするコストが低い市場リーダーのことで、“ゴリラ”とは逆にスイッチング・コストが高い市場リーダーだ。同じ市場リーダー

[webmarksjp]

Google

[june29]

レインボーゴレイヌ

[raitu]

//誰も胡座をかいていられないゴリラがいない世界だ。そういう世界に自ら身を置くことで、常にサービスの質を上げていくのだと、グーグルの担当者は語った。//消費者にとってキングが増えたほうがいいのは自明

[se-mi]

市場リーダーのタイプとして、キング／ゴリラの2タイプを定義しそれぞれについて説明。腕力で市場を独占するゴリラ型より調和しやすいキング型の方が伸びるだろうという予想

[twainy]

『　“キング”とは、顧客が他社製品・サービスへスイッチするコストが低い市場リーダーのことで、“ゴリラ”とは逆にスイッチング・コストが高い市場リーダーだ。』

[ttpooh]

"ゴリラ"(囲い込み型、e.g. Facebook) vs. "キング・ワナビー"(オープン型、e.g. OpenSocial)という構図になり、ゴリラを引きずり落とそうとする、と。User Experienceを考えれば妥当か。

[farce-a-gogo]

グーグルはゴリラではなく、キングだ

[loungep]

Webサービスのスイッチコストはどんどん低くなる。

[oooooooo]

Google はキング・コングなのでは

[myrmecoleon]

「誰も胡座をかいていられないゴリラがいない世界」そういえばHotmailを使わなくなったのは，転送機能がなくて他にまとめられなくなったせいだったな。Gmailは融通利き過ぎ

[tsupo]

「対応するメリットがない」のではなく「対応していないことのデメリットが大きい」時代 / 腕力でテリトリー争いをするようなゴリラたちが死滅して、民衆の声によく耳を傾ける小さなキングたちが“徳”を競い合う世界

[kasedac]

"囲い込み戦略は今後も有効か‥グーグルはむしろ、スイッチング・コストを下げる努力をしている‥Webの未来はサービス提供者側にではなく、ユーザーの手中にある。ユーザーに嫌われたらおしまいだ"

[hiragisan]

スイッチコストを下げることによって、却ってユーザを増やせるのではないかというのはどこかで読んだ／Joel だ。「ストラテジーレターⅢ: もとに戻してくれ!」の中で、出るのが難しいという参入障壁について書いている

[ken47]

グーグル担当者は、こうも言った。「われ-われはユーザーを囲い込もうとは考えない。そうではなく、グーグルのサービスがほかのサービスよりも好きだからという理由でグーグルを使い続けてほしい」。

[yahonda]

グーグルはゴリラ。検索履歴をあれだけ保持されていて、そこで費やす時間こそがスイッチングコストを高めているはず。Amazonも同様にゴリラ。