DeNAのドラフト戦略に見る新人選手獲得の方針、育て方 中畑清の「絶好調視点」vol.25 | Baseball Crix（ベースボールクリックス）

前横浜DeNAベイスターズ監督・中畑清氏へのインタビュー。第25回目となる今回は、ドラフト会議にまつわる話について。中畑氏がDeNAの監督を務めていたときにどのような形で関与していたのか、また、獲得した選手をどのようにして試合で使えるように育てていったのか。激闘の4年間を思い出しながら語ってくれた。 この連載について 構成・文／キビタ キビオ 写真／下田直樹 ドラフト会議直前の打ち合わせに参加して当日の戦略を調整(C)Baseball Crix──今年も10月20日にドラフト会議が開催されました。昨年までは、実際に指名する側として舞台に立っていただけに、大変だったと思います。 中畑 DeNAの監督に就任したのは2011年の12月。1年目のドラフトはすでに終わっていた。だから、オレは関与したドラフトは3回だな。指名はほとんどが即戦力を中心だった。チームの戦力としては、本当にバランスよく獲得す

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“一番は2012年に1位指名した柿田（裕太）だよ。あの年は2位の平田（真吾）も期待していたんだけれども、あのふたりがいまだに鳴かず飛ばずなのは残念だ。 ”