クリスチャン・ボルタンスキーが逝去。歴史や記憶、人間の存在の痕跡を探求

クリスチャン・ボルタンスキーが逝去。歴史や記憶、人間の存在の痕跡を探求フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーが逝去した。『ル・モンド』が伝えた。76歳だった。 フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーが7月14日、がんのため逝去した。『ル・モンド』などが伝えた。享年76。 クリスチャン・ボルタンスキーは1944年フランス・パリ生まれ。55年より独学で絵画制作を開始し、58年から約10年間、表現主義的な作品を手がける。68年に写真と映像作品の制作を始め、パリのラヌラグ劇場で初個展「クリスチャン・ボルタンスキーの不可能な人生」を開催。72年に初めて参加した「ドクメンタ5」で、生活空間に残された様々なものを並べた《資料陳列ケース》や、中産階級の家族写真をグリッド状に配置した《D家のアルバム、1939-1964》を発表し、自己や他者の記憶を独自の手法で再構

[high-speed-soba]

「心臓音のアーカイブ」ボルタンスキー本人の心音　「ささやきの森」無風でチリンとも鳴らず、蚊に刺された森の記憶　あれは巡礼だったのか

[goldhead]

国立新美術館で見た《発言する》って作品で、死者に「ねえ一人だったの？　ねえ動揺した？」って語りかけるやつがあって、あれは印象に残っている。

[MiG]

越後妻有トリエンナーレの「夏の旅」は忘れられない。あの美しい空間を体験できたのは本当に良かった。南三陸町に実現するはずだった展示見たかったな。

[antonian]

我らがボルタンスキー先生がご逝去？！！　現代アート好きにさせてくださった一人。心の師匠。哀しい。普遍的な心に訴えかける作品の数々は忘れない　RIP .

[tanahata]

そっか。もう新作を観られないのね。国立国際の、薄暗い展示を思い出します。

[namawakari]

長崎で観た回顧展は素晴らしかった。惜しいな。