TCPとタイムアウトと私 - Cybozu Inside Out | サイボウズエンジニアのブログ

本部長や副本部長もプログラミングを（たまに）することで有名なサイボウズの運用本部長、山本泰宇です。 有名じゃないかもしれませんが、ブログに書いたので有名になるということでご了承ください。 今回は、先日発生した yrmcds に起因する障害の原因と対策を解説します。 yrmcds というのは、サイボウズが開発している memcached 互換のキーバリューストレージです。 問題の理解のため、まず TCP 通信で、通信先の相手の障害にどう対応するか解説します。 データの送信中に相手が落ちるケース このケースはさらに二つに分かれます。 相手の OS は生きているが、通信しているプログラムが落ちるケース 相手の OS ごと（あるいはネットワークごと）落ちるケース 1 と 2 の違いは、前者の場合 RST パケットが返ってくるのに対して、後者ではなにも返ってこない点です。後者の場合、ack されない

[oooooo4150]

新しいスタイルの謝罪報告

[igrep]

“TCP の障害検出は、なるべくアプリケーションレベルで実装しましょう”全然関係ないですがPRの説明もこの記事ぐらい詳しく書くことを心がけたい。

[cou929]

"1 と 2 の違いは、前者の場合 RST パケットが返ってくるのに対して、後者ではなにも返ってこない" この整理すっきりする

[ono_matope]

“実際には、TCP keepalive は再送中のパケットがある場合は動作を開始しないため、送信処理のタイムアウトには利用できないものでした。” 今日、まさにこれでハマっていた…！再送タイムアウトを設定すべきだったのか。

[zetamatta]

「TCP keepalive は再送中のパケットがある場合は動作を開始しないため、送信処理のタイムアウトには利用できない」「アプリケーションレベルでタイムアウト処理を実装した方がいい」

[y_uuki]

Redisとか適当なクライアント使うとフェイルオーバ時に再接続してくれないことがよくある

[nishidy]

TCP keepalive は再送中のパケットがある場合は動作を開始しない

[teppeis]

TCPソケットプログラミングでのタイムアウトやTCP keepaliveの扱い方について

[ymmt2005]

「本部長や副本部長もプログラミングを（たまに）することで有名なサイボウズ」