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苦役列車に衝撃を受け、西村賢太を連続読みする。こんなに読んでいてニヤ笑いが止まらない本は、ジョン... 苦役列車に衝撃を受け、西村賢太を連続読みする。こんなに読んでいてニヤ笑いが止まらない本は、ジョン・クラカワーの「エヴェレストより高い山」以来である。 西村賢太の小説は簡単にまとめると三本仕立て。風俗に行って性欲を処理しつつ本当の彼女が欲しいと嘆く話と、藤澤清造に対する敬慕の話と、滝の川のマンションで同居した女へのDVの話の三つである。実生活のほうは最悪だが、文体が自分を揶揄的に表現したユーモアのある文体なので、一気に読ませる。 特に滝の川の女の話はまったく最悪で、よくこんなこと書けるなと思いつつも、ページをめくる手が止まらない。それぞれの短編の途中でこの女との最終的な破局は示唆されているのだが、女を殴って逃げられてはまた仲直りをするというのを何度も繰り返し、破局をなかなか迎えず、読者を引っ張る展開となっている。一つの短編を読み終わるたびに、おい、まだこの女と続くのか、と思わず突っ込みを入れ
2011/02/18 リンク