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新聞世論と大衆の共謀/戦前日本のポピュリズム(筒井清忠) - 見もの・読みもの日記
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新聞世論と大衆の共謀/戦前日本のポピュリズム(筒井清忠) - 見もの・読みもの日記
〇筒井清忠『戦前日本のポピュリズム:日米戦争への道』(中公新書) 中央公論新社 2018.1 現代の政治... 〇筒井清忠『戦前日本のポピュリズム:日米戦争への道』(中公新書) 中央公論新社 2018.1 現代の政治状況の説明にしばしば用いられる「ポピュリズム」。しかし、要するに「大衆の人気に基づく政治」ということであれば、日本では戦前期にも経験があった。本書は、日本において初めてポピュリズム現象が登場した日比谷焼き打ち事件(1905年)から日米開戦(1941年)までの間にあらわれた「ポピュリズム」現象を順に紹介する。 日比谷焼き打ちは有名な事件だから、だいたい知っているとおりだったが、日露戦争中にたびたび開かれた戦争祝捷会(多くは日比谷公園で)が群衆形成の重要な要因となったという指摘は興味深い。また漱石の『坊っちゃん』が日比谷焼き打ち事件の直後に書かれており、小説の中で坊っちゃんが生徒を祝捷会に引率し「利口な顔はあまり見当たらないが、数から云うとたしかに馬鹿に出来ない」という感慨を述べている。これ