百貨店ビジネスモデルの限界／ブックオフ出資の本当の狙いとは？ - 大前研一のニュースのポイント

12日、三越伊勢丹ホールディングスは、2010年３月上旬に伊勢丹吉祥寺店を閉店すると発表した。 ここ数年赤字が続いており、収益の改善は難しいと判断したもので、伊勢丹が都内の店舗を閉鎖するのは、八王子店の閉鎖以来、30年ぶりとのことだ。 今回の閉鎖対象となったのは吉祥寺店だが、注目すべきは新宿本店だと私は思う。 というのは、伊勢丹の新宿本店は、伊勢丹の売り上げの約半分を背負う大黒柱といえる店舗であり、伊勢丹全体の調子の良し悪しは、新宿本店の調子に依存するところが大きいからだ。 そして、ここ数年の伊勢丹の主要店舗別売上高の推移を見ると、今回閉鎖される吉祥寺店よりも、売上高の総額が大きいだけに、新宿本店の方が売上高の下落額は大きい、という事実が分かる。 つまり、問題は吉祥寺店に限ったものではなく、伊勢丹の屋台骨そのものにあると言えるだろう。 伊勢丹などの「百貨店」は、その名の通り「百貨」を売り物

[higedice]

「現在ブックオフに出資している会社は、大日本印刷を筆頭に、講談社・集英社・小学館など」

[kurokzhr]

さっき、DNPの記事に期待とか書いたけど、甘かったかなあ。ウマく新たなビジネスモデルを作りに行くクリエイティブがあればと期待したけど、iPhoneでも本を読む事自体が可能になりそうな状況で、固執は命取りだと思う。

[Guro]

ブックオフの併合を旧い出版界の体制維持、と看破されている。こうした指摘をよく見るので、D社（連合）は、ビジョン（が違うなら）を声高に知らしめるべき。かな。

[worris]

「（新刊書店で新古書併売の）ビジネスモデルは、かなり以前から私は発表しているのだが、日本の出版社や本屋はどこも実行していない。」とか書いてたら全然説得力がないのだが。

[kaeru333]

"本当の狙いは「ブックオフをつぶす」か、あるいは「ブックオフの価格統制をする」ことにあると私は見ている。" / やっぱりそんな感じですか･･･。