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自民党の憲法改正草案は、明治憲法回帰への道である - そりゃおかしいぜ第三章
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自民党の憲法改正草案は、明治憲法回帰への道である - そりゃおかしいぜ第三章
安倍晋三は今年1月国会で、「私の任期中に憲法改正したい、本年の参議院選挙はこれを訴えてゆくことに... 安倍晋三は今年1月国会で、「私の任期中に憲法改正したい、本年の参議院選挙はこれを訴えてゆくことになる」と言ったが、これも嘘である。自民公明の与党は懸命に、経済対策を訴え民主党時代の政権の混乱を突き回し、共産党攻撃にご執心である。安倍晋三に至っては演説で、憲法のケの字も口にしない。それでいて選挙後は、憲法審査委員会を活発化させるというのである。争点隠しのいつもの手である。 そこで自民党憲法草案を目を通して見ることにしたい。 この憲法草案でまず目につくのが、天皇が国家元首であると規定する第1条である。第3条では国旗と国歌を規定して国民は尊重しなければならないとし、第4条で元号を規定している。これは古色蒼然とした、明治憲法そのものである。 第9条は第2項を全面削除し、国防軍を保持することとなっている。集団的自衛権行使するのが、自衛隊ではなく国防軍であれば、もうそれはその時点でフリーハンドの戦争可