日本の危機管理は片手落ち - ちぎれ雲

原発、原発、原発、なんでこうなってしまったのか、ニュースは毎日目白押しです。危機管理の甘さを指摘する声に、ひたすら「想定外でした」の言葉が飛び交っています。 私、いつも不思議でならないことがあります。日本の危機管理を考えた時に、明らかに半分が欠如しているのです。 日本ならではの考え方から来るものなのか？ 日本だけじゃないのか？？ とにかく半分がスパッと抜けている。 それは、危機の"前"は、「危機が起こらないように」あらゆる手を尽くすが、「危機が起こってしまった"後"」の手がザルのように抜けているということです。 「危機が起こらなければ済む話だから」、起こらないように全力を尽くすが、起こった後のことは何も考えてない、そもそも全力を尽くしたのに「起こる」とは考えもしなかった（想定外）、という状態です。 前にいた病院で、医師不足の問題に直面した時も、それを強く意識しました。（原発問題と一緒にする

[youichirou]

起こったあとの対策に事前にコストをかけちゃって実際に起こっちゃうと、「そのコストを"起こらない為の対策"にかけていればそもそも起こらなかったのに!」と思っちゃうのかなぁ。

[gimonfu_usr]

フェールセイフ ／( 削除 ）

[mobanama]

わしもそう思います。時に暗澹とする一方、自分の心のあり方もそうだったりするところが実に興味深い。

[REV]

　危機が起こった後の話を始めると、「そんな心構えではいかん」だからじゃね？

[maturi]

”もっと遠方からこの病院へ搬送されてくる救急患者がいるのに、さらに遠方の病院へ運ぶ対策があるか」等考えてくれー早急にと言い続けましたが、言い分はこうです。 「医者がいなくならなければ済む話だから」”