新型コロナウイルスに関する情報は、厚生労働省の情報発信サイトを参考にしてください。情報を見る
エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
自由詩時評第268回 雪の思想としての詩 横山 黒鍵 - 「詩客」自由詩時評
雪である。雪が降っているのである。雪を幻想的と好むむきもあろうが、雪国に住まう者として、雪は脅威... 雪である。雪が降っているのである。雪を幻想的と好むむきもあろうが、雪国に住まう者として、雪は脅威である。冬の厳しさや寒さ、空気のあり方自体を私はとても好むのだが、雪だけは恐ろしいと、そう思う。 雪が恐ろしいのはなぜだろうか。直面した際になすすべもなく、環境を塗り替えてしまう強さ、強制力がそこにあるからだろうか。積もり聳えた雪の前に私はただ立ち尽くし、呆然とし、そしてため息をつきつつ、雪除けを始めるしかない。やがてそれが溶けてしまえば、そんなこともすっかり忘れてしまうというのに。 白鳥が訪れると冬が来る。大きな鏃のような形をした群れが、深夜、冷えて透き通った空気の中を切り裂くように飛んでくる。その羽ばたきによって冬は野に降り立つ。北国より白鳥は大きな翼の影に冬を忍ばせて渡る。今年は白鳥が来るのが早かった。10月の終わりにはもう何羽か飛んでいるのを見つけた。そういう時は厳しい冬になる。美しい白
2022/01/23 リンク