行政にも社会福祉士職採用の時代 - ソーシャルワークの TOMORROW LAND ・・・白澤政和のブログ

ソーシャルワーカーや社会福祉士の今後を、期待をもって綴っていきます。夢のあるソーシャルワークの未来を考えましょう。 最近行政の採用試験の傾向が気になる。各自治体の採用試験に「社会福祉士資格取得者、ないしは国会試験受験資格取得予定者」とする応募が増えてきているように思える。そこで、本学の就職担当の先生に、大阪府下の自治体での採用試験の資格要件の実態を調べてもらった。 その結果、私の予測通りであった。従来から、大阪府、大阪市、堺市、東大阪市等の大きな自治体は福祉職の採用試験を行っていた。これは私の学生時代からもあり、４０～５０年前からのものであり、社会福祉の卒業生だけでなく、社会学、心理学、教育学といった文学部系学生に開かれた福祉職採用試験である。この制度が当初作られるために、福祉系の先生方のご努力が大きかったと聞いている。戦後初期の先生方が努力されて以降、ある意味では５０年間この福祉職の採用