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酒は、飲まないほうがいい(1) - SleepyShin Notebook
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酒は、飲まないほうがいい(1) - SleepyShin Notebook
わたしが花のように美しく可愛い紅顔の少年だったころ、ある美しい書物のなかで、さる粋人が酒の美学に... わたしが花のように美しく可愛い紅顔の少年だったころ、ある美しい書物のなかで、さる粋人が酒の美学について語っていた。飲酒の作法や飲み方、酒の素晴らしさ、酒の歴史。すでに15歳にして日本酒の旨味を覚え、ビールの苦みを愛し、好きな食べ物といったら酒の肴みたいな料理や食材ばかりだった当時のわたしは、両親の心配をよそに、将来これから飲むであろう酒のかずかずに思いをいたし、小鼻と夢をふくらませていた。ワインって美味しいんだろうな。上等のスコッチって、どんな味がするんだろう。酒のある人生はなんと素晴らしいのだろう。 むかしから酒を讃美する書物は多く、酒を語る名文も多い。それらを探しだし目をさらすのに時間はかからないだろう。文豪と呼ばれるひとや、粋な作家たち。ランボーの詩のなかのビールのかおり。ボードレールの愛したアブサン。 わたしはほとんど酒浸りの半生をおくってきた。酒を飲んだこと以外に、この世で何をし