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「独立宣言」余話(2) - 研究生活の覚書
私は最初の方で、ロックの「異常さ」と言った。この異常という意味は、そもそもこの理論は、完全なフィ... 私は最初の方で、ロックの「異常さ」と言った。この異常という意味は、そもそもこの理論は、完全なフィクションだということである。ここまで書き連ねてきて、こんなことを言うのはなんだが、自然状態など存在したことはないし、社会契約など誰も結んだ覚えはない。「本来の状態」という「本来」がそもそも擬制なのである。で、実際に存在した「本来」とは何だったのか?というのが、ポーコックなどが述べた「シヴィック・ヒューマニズム」以来の共和主義の伝統だとか、イギリス人の古来の国制だとか、ゲルマンの森の自由だとかいろいろあるのだが、これも本当のところは分からない。ただ要するに、ジョン・ロックの理論は、実際の伝統にも歴史にも存在したことはない「新しい考え方」だったのである。この非歴史的政治理論の効用は、百姓一揆(反逆)を「革命」として救い出したことである。 独立宣言は、約43行の文章であるが、その中心は約28行にわたる