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難民受け入れ状況について(その3) - スウェーデンの今
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前回2回にわたり、スウェーデンにおける難民受け入れ態勢について説明してきたが、すでに書いたように現... 前回2回にわたり、スウェーデンにおける難民受け入れ態勢について説明してきたが、すでに書いたように現在の切迫した問題は、庇護申請をした難民に提供する住居が足りないことである。これに関連した出来事について、付け加えておきたい。(原稿は10月末に書き上げていましたが、掲載が遅くなりました) 前回の記事: 2015-11-24 難民受け入れ状況について(その1) 2015-12-01 難民受け入れ状況について(その2) 庇護申請中の難民に対する住居は、移民庁がその提供に責任を負っている。移民庁は主に、難民を収容できそうな施設を持っている業者と契約を結んで、住居の確保を行っているが、それでも十分な住居が確保できない現在のような状況下では、スウェーデン各地の自治体にも難民の住居として使えそうな施設がないかどうかを相談し、できる限りの数の確保に努めてきた。 移民庁からのそのような要請を受けて、廃校になっ