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護憲派・反基地派が嫌われているというのは、言葉づかいではなく、辺野古の事故で露になったような心性である 沖縄・名護市辺野古沖で2026年3月16日に発生した小型船転覆事故は、同志社国際高校の修学旅行生(平和学習のため)が乗った「不屈」と「平和丸」の2隻が次々と転覆し、女子高生1名と船長1名が死亡するという痛ましい結果となった。 私は政局的な政治闘争が好きではないし、人が死んだ事故を政争の具としてキャッキャッ騒ぐというような趣味はないので、今までXでも特に言及せずに見ていたわけだが、しかし事故の詳細が明らかになるにつれ、思わず一言言ってしまうほど中身がひどすぎて、ちょっと言及することになってしまった。 こちらのポストが言う通り、「許認可ダメ、安全配慮ダメ、天候判断ダメ、運航コースダメ、僚艇転覆時の判断ダメ、謝罪会見ダメ、学校側との契約関係ダメ、金の動きダメ。マルが本当に一つも無い。」としか言
中国におけるLGBTQ+弾圧の深刻化この数年、中国におけるLGBTQ+をめぐる状況は急速に悪化している。2010年代にはマイノリティ側からのアピールが一定レベル進んでいたが、2020年代以降は、他の文化締め付け政策と並行する形で、LGBTQ+擁護的な言説はデジタル空間・文化表現・市民活動・法制度のいずれでも圧迫が進んでいる。以下、各領域での動向を整理する。(報道報告例:france24、archyde.com、Human Rights Research Center、European Times、South China Morning Post、Human Rights Watch) アプリ禁止:2025年11月、中国国内で開発されたゲイコミュニティ向けアプリBluedおよびFinkaがApp Storeから削除された。国外製アプリは過去から規制されていたが、国内専用アプリも禁止された。サ
※最近は原稿の校正、典拠チェックなどでAIを使っていますが、この原稿は内容をしゃべって音声入力した後にAIに清書させていてAIアシスト度が高い内容になっています。 昨今の日本で、「反中」「嫌中」と呼ばれる感情が強まっているとする言説が見られる。内閣府「外交に関する世論調査」(令和6年度)によれば、中国に親しみを感じない日本人は長期にわたって8割前後で推移しており*1、これを「差別感情の高まり」と短絡する議論は少なくない。しかし、この解釈は二つの理由で正確ではない。 第一に、笹川平和財団「日本人の中国に対する意識調査2025」が明示しているように、日本人の対中感情は「文化・経済・個人接触への敬意」と「政治・安全保障上の警戒感」という独立した二軸で構成されており、両者は相関せず別々に動いている*2。中国文化への関心は高水準を維持し警戒感が上昇しているのは安全保障・地政学の領域に限定されている。
日本の外交戦略に揺らぎが生じている。直接の引き金は二つ、存立危機事態に関わる日中対立と、トランプ体制になってからのアメリカ外交の不安定性である。今現在、日本は両大国から同時に不確実性を突きつけられた形となっている。こういう話題になると得てして「米中どちらに寄るか」という二択に矮小化されがちだが、そもそもどちらかを選ばなければならないという話でもないだろう。二択を迫られているという錯覚を疑うところから始めたい。 二つの大国、二つの不安中国の問題はわかりやすい。言論統制、少数民族への抑圧、香港への圧力、ロシアによるウクライナ侵攻へのロシア寄りの態度と、自由民主主義の価値観とは構造的に相容れない体制であることは国際社会で広く認識されている。フリーダム・ハウスは長年にわたり中国を「非自由(Not Free)」と評価し続けており[^1.1]、EUは「デリスク」(脱中国依存)を公式の政策目標として掲げ
英語圏の記事や論考をリサーチしている中で、「toxic feminism(有害なフェミニズム)」ということが時々登場していることに気が付いた。この表現は、よく知られる「toxic masculinity(有害な男性性)」からの類推で、男性性を批判的に分析する概念に対するカウンターとして、あるいは対称的に使われるケースが多いようである。ただし共通の定義や学術的なコンセンサスがある語彙というよりは、各論者や媒体がそれぞれの文脈で独立に使い始めている段階のようである。保守寄りの論調で使われることもあれば、リベラル・フェミニスト自身が内部批判として持ち出すこともあり、用法がかなり多様である。 そこで今回は、特にリベラル寄り(あるいは元来リベラル寄り)の立場から書かれたものを中心に5つの記事をピックアップした。これらは「toxic feminism」や関連する「toxic femininity」を自
近年の小選挙区制のもとで行われた国政選挙では、特定の政党が小選挙区で大勝するケースが繰り返し見られる。そのたびに「議席数は圧倒的多数を占めるものの、得票率はせいぜい40~50%程度に留まっており、民意を正しく反映していない」という指摘が浮上する。 今回の選挙でも、まさにその典型的なパターンが繰り返された。たいる@tairu_election 氏が今回の2026年衆院選のデータを基準として完全小選挙区制のケースと完全比例代表制のケースを試算しており、それを図に起こすと以下のようになるが、確かに小選挙区制は一極集中が進みすぎと感じる人が出てもおかしくないという印象がある。 2026年衆院選の結果を元にたいる氏が完全小選挙区ケース、完全比例代表ケースでの議席獲得数を試算したものから作図 比例代表制政党や候補者の得票率に応じて議席を配分する制度である。この制度の最大の利点は、民意の構成比を比較的忠
統一教会批判を軸にしている安倍批判派の一部の界隈が、最近は「日本は韓国に支配されている」という、かつての全盛期ネトウヨを彷彿とさせる陰謀論にシフトしている現象が目立つ。 町山智浩は、アメリカ在住の映画評論家・コラムニストで、左派寄りの政治インフルエンサーとして最近はおなじみである。 その変質のプロセスを整理すると、以下のようになる。 冷戦期の歴史的文脈:統一教会は勝共連合という政治団体を通じて、反共・親米のコネクションに食い込んでいた。創設者・文鮮明の教義では日本を「エバの国(サタン側)」とし、韓国(アダムの国)に「貢ぐ」義務を負うと位置づけられている、として外部に認知されている。このあたりが今日の陰謀論の土台になっている。 近年(特に安倍政権以降)の動機:統一教会を種にして、安倍派や自民保守派(高市早苗氏ら)を批判する道具として活用する時期があった。 影響力の過大評価と陰謀論化:信者数・
ここ最近、「若者の右傾化というが、実は若者はリベラルな価値観を持っており、そのうえで自民党を選んでいる」という議論が局所的にあった。個別の価値観調査を行うと若者のほうがリベラルであることが一般的で、例えば愛国心は若者のほうが弱く、男女平等は若者のほうが支持率が高く、外国人との共生も若者のほうが受け入れている。 そして今回の選挙でも、「リベラル自認の若者の間で自民が最多得票を得た」という話がニュースになった。これもあって先ほどの話題がぶり返され、「野党がリベラルに信頼されるためにはどうしたらいいか」「本当はリベラルではないのではないか」などいろいろ語られた。 ただ、この問題は実は以前から研究の題材になっており、その成果である橋本・金澤『新しいリベラル — 大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」』(公式解説)や、その下地になっている同書著者の研究「新しい中間層の可視化に向けて」からその潜在構
前回の記事でも研究を紹介したが、フラーティングや好意のサインは受け手によって解釈が大きく異なり、送り手の意図と一致しないことが多い。「脈ありサイン」は現実的に言って信頼が置けるものではない。このような状況下で恋愛を成立させられる人間は、事実上、二つのタイプに収斂すると考えられる。 一つは、相手の言動や態度から「好意が相互に存在するか」「境界線がどこにあるか」を比較的正確に読み取れる、察知能力が一定以上ある者である。もう一つは、サインを読み取れているかどうかとは無関係に、誤解や拒否、あるいは加害と見なされる可能性といったリスクに対する心理的ブレーキが著しく弱い、もしくは壊れている者である。このタイプは、相手の反応を無視して行動を継続できるため、結果として恋愛関係に到達す割合自体は高く見える(弊害があるのは無視する)。 はてな匿名ダイアリーに見られるような「恋愛は怖く、リスクが高すぎるため関わ
Aion_0913 今の若い子は普通にそうなっていってるし既婚のおばちゃんたちも聞けばふつうにそうだし、フェミの女はやる時は明確積極的にとずっとそう言ってるし雰囲気がどーとか言ってるのはいまや年増非モテの男だけやぞ。 ET777 言ってきたが???/てか好きでもないしやりたくないから言われないのを思い違いしてるのでは!?(大声 はてなブックマークわんにゃん癒し動画のnoteは基本は𝕏で自分がつけたクソリプを、ソース添付・説明用に長文化した記事なので、基本は「今日見たポストに対する長文クソリプ」なんですよ。それは冒頭でも明記してリンクしていたと思うが……。 「来てくれるだろう」と相手任せにするのとは少し違って、「来させる」んですよね。来るかどうかに賭けない。鳩が飛び立つほうに賭ける🐦 https://t.co/tunbgIBZHU — ぺろ美 (@Ameria86922441) Janu
恋愛の「脈ありサイン」は昭和に捨て去れ。令和の女子は自分から「好き」「セックスしたい」と言わなければならない これは前編です。後編はこちら 恋愛において、女性は何らかの「脈ありサイン」を発し、男性はそれを感知して能動的に声をかけるべきだ、という考え方がある。実際、現代でも女性側にそのような前提を持っている人は少なくない(例1、例2、例3)。恋愛ノウハウ系の記事や心理解説サイトでも、「女性が出す脈ありサイン」を読み取れと述べるハウツーものが散見される(例1、例2)。 しかし、この価値観はすでに過去のものになりつつある。少なくとも平成中期以降、「相手の曖昧な態度やサインを読み取って踏み込む」という行為そのものが、問題を含むものとして捉えられるようになり、それをするなという教育がなされるようになってきたからである。 "No means No" 性的同意をめぐる最初の転換この変化の出発点となったの
陰謀論とは何か?についてこの1週間多く語っているが、陰謀論として認定しやすい目安として、「自分が敵認定した複数のグループが結託していて一枚岩で行動していると考え、偶然で処理できることも陰謀工作と見なしがちになる」という傾向がある。これは、欧州委員会が提示している陰謀論の6つの共通点のうち、特に下の3つと関わる。 2. Conspiracy theories have these 6 things in common(陰謀論には、これら6つの共通点がある) 1. 2. A group of conspirators. (陰謀をたくらむ集団の存在を主張) 3. 4. They falsely suggest that nothing happens by accident and that there are no coincidences; nothing is as it appears
年末、「表現の自由派は統一教会と関係がある」と暗黙に主張している偉い先生の𝕏ポストが話題になっていた。 実際のところどうかというと、統一教会は純潔主義を主張しており、わいせつ表現も基本的に反対派で、石原慎太郎の非実在青少年規制条例の時は、傘下団体の「有害環境から子どもを守る会」が署名を集めている……ということが、表現の自由派による規制派晒上げブログに記述が見られる。 石原慎太郎謹製の非実在青少年規制条例(東京都青少年健全育成条例)が大問題になった際、条例賛成の署名を集めていた「有害環境から子どもを守る会」について。……というわけで、有害環境から子どもを守る会は「世界平和女性連合」が運営していた事が判明。世界平和女性連合は霊感商法で悪名高いあの韓国カルト「統一協会(教会)」の傘下にある婦人団体である。 M.I.T.B. 漫画・アニメ・ゲーム・映画の表現規制問題 2015-05-13 「有害
近年SNS上で激しい攻撃性を露わにするエコーチャンバーとして、ネトウヨ(ネット右翼)、左派ハッシュタグ・アクティビズム集団、ツイフェミなどの集団がある。これらに加え明白に陰謀論として扱われる「反ワク・Qアノン」といった集団は、一見すると政治的信条や主張のベクトルが全く異なるように思われる。しかし、それら各陣営の深層心理や行動原理には共通した認知の歪みが浮かび上がる。 本稿では、欧州委員会による定義などをベースとして陰謀論者とは何かについて論じ、これら諸集団を「被害妄想型陰謀論者」という枠組みで包括的にカテゴライズすることで、現代社会を蝕む分断を考察する。 陰謀論とは何か陰謀論とは、一般に「ある出来事や状況が、否定的な意図を持つ強力な勢力によって、裏で密かに操作されている」という信念を指す。欧州委員会(European Commission=EUの中核に当たる組織)は、多くの陰謀論には以下の
この数年は円安が進んだ。この結果、世界における日本のプレゼンスは上がったという感触がある。日本への旅行がしやすくなり、tiktokやinstagram、youtubeのインフルエンサーが日本を訪れることが増え、日本を魅力的に描くユーザー主導コンテンツも急激に増えた――という経路である。Youtubeで"Japan Vlog"等のキーワードで検索すると、やはり円安時代のものが多い。 左はジミー・キンメルから右はチャーリー・カークまで日本旅行して絶賛してたから、インバウンドの影響力は本当の凄いのだと思う。 https://t.co/F0kbwpCmJC — heman (@yukato_te) December 26, 2025 ただ、訪日客が増えただけではそういうことにはならない。日本にインフルエンサーが紹介して見たくなるような魅力――ありていに言えば「隣の青い芝」になるだけのポテンシャルが
エドワード・サイードのオリエンタリズム批判エドワード・サイードの1978年の著作『Orientalism』(参考1、参考2、補足)は、西洋が東洋(Orient)を「他者」として構築し、帝国主義的な支配を正当化するための知識体系が築かれており、それがオリエント学のような高尚とされる論説として体系的に築かれているために、ヨーロッパの言論空間で中東を語る語彙を使おうとすると否応なく帝国主義的な意識に引きずられてしまうとしてして批判した書物である(これに対する反論はこちらが分かりやすいので興味があればどうぞ:反論はともあれ、オリエンタリズムという言葉は現在は《悪い意味でのエキゾチシズム》という意味で定着している)。 My contention is that Orientalism is fundamentally a political doctrine willed over the Orie
フィンランドの事件2025年12月、フィンランドのミス・フィンランドであるSarah Dzafceが、Instagramでアジア人を侮辱する「釣り目」ジェスチャーを行った写真を自ら投稿し、大きな批判を浴びた。Dzafceは"kiinalaisenkaa syömäs"("中国人との食事")とのキャプションとともに、釣り目ジェスチャーをしている写真を投稿していた。この行為は人種差別的だとされ、ミス・フィンランドのタイトルは剥奪された。主催者側は差別行為を一切容認しないと声明を発表し、Dzafceは謝罪した。 Miss Finland stripped of crown following apparent racist gesture. Yle News. 11.12.2025フィンランドからの擁護する声このフィンランドの「釣り目」ジェスチャー事件に対しては、擁護する声も一定数出てきた。特に
結果的に言えばリュウジ氏に向けた「リュウジ、信じてるからな」がもっともポストされ流行の中心になった。この結果𝕏のAI自動まとめも「リュウジのミーム」と題名をつけており、長谷川あかりのファンなどからは「ミームを横取りされた」等とする意見がいくつか見られた。もちろんファンが勝手にリュウジ側に投げていたのが大きくなっただけでリュウジ氏が能動的にミームを横取りしたということはないのだが、私もこの手の紹介をするときは努めてオリジネーター側を紹介するようにしているし、「横取り」と言いたくなる気分は理解できる。 あかり vs リュウジの扱いの差ここで注意すべきは、長谷川あかり氏へのリプライとリュウジ氏へのリプライは、かなり質が異なることである。 今回のミーム流行の発端となった最初の長谷川あかり氏への引用リプライに対しては、「見ず知らずの女性に対して馴れ馴れしい口調でリプライをつけるのがキモい」という意
注:この記事は最初から最後まで「作家は社会的メッセージを含めることを含め好きにやるべきで、批評家がこれを強制するのは間違っている」という趣旨なんですが、正しく読めている人が最初からずっといる一方で、誤読する人が後を絶たないのはなぜなんでしょう エンターテインメント作品に対し、「高尚であるべきか」「社会的メッセージを含ませるべきか」という議論は、いつの時代も絶えることがない。 批評家や一部の愛好家は、しばしば単純な娯楽作を「低俗」「子供騙し」という言葉を用いて批判の俎上に載せたがる。しかし、歴史を振り返れば、そうした《高尚さ》への傾倒こそが、時に大衆を置き去りにし、業界そのものを衰退させかけた事実があることを忘れてはならない。 スター・ウォーズの時代《高尚さ》への傾倒をやめることで成功した顕著な例が、映画史における金字塔『スター・ウォーズ』の誕生と、それが覆した当時の映画界の状況である。 「
𝕏の各アカウントについて、接続元のIPの管理国情報が載るようになった。ポストの報告(通報)の事由に「市民活動の阻害:選挙やその他の市民活動における有権者の参加、投票抑制、脅迫に関連する誤解を招くコンテンツ」が加わったことから見ても、例えばロシアからの政治干渉のようなものがSNSを荒らしているという認識からの措置と見て間違いないだろう。 接続元国開示で真っ先に注目されたのも、当然のとこながらMAGAや親露派アカウントの接続元だった。 Social Network X Accidentally Uncovers MAGA Bot Networks While testing the new "About this account" feature on social network X (formerly Twitter), users were able to see an account
同性婚の離婚統計オランダ:オランダの統計では、2005年から2009年にかけて、男性同士の同性婚は年平均610件に対して離婚は年平均45件(比率は約7%)、女性同士の同性婚は690件に対して100組の離婚(比率は約14%)であった。 デンマーク:同性結婚および同性離婚の統計を2018-2022の5年分集計した所、男性同士の同性婚は年平均899件に対して離婚は年平均158件(比率は約18%)、女性同士の同性婚は1355件に対して410組の離婚(比率は約30%)であった。 スウェーデン:論文によると、結婚15年後の離婚率において、男性同士の同性婚は約30%、女性同士の同性婚は約40%であり、異性婚の場合は子供がいる場合は30%弱、子供がいない場合は40%弱であった。 Fig. 7 Cumulative proportion divorced, by type of marriage in Sw
高市政権は、本邦憲政史上初の女性首相であり「ガラスの天井を破った」等と言われることがある一方、主に野党支持層から「女性に対して抑圧的になるはずだ」といった記事が書かれている。例えば、東京新聞や毎日新聞では、高市氏の選択的夫婦別姓への慎重姿勢を挙げ、ジェンダー平等の後退を懸念する論調が見られる。特に彼女が安倍派出身というのが野党支持者の反感を買っているところはあるだろう。 実際にどのような政策が行われたかについては興味がなく、派閥でしかものを見ていない、と言っていい。以下それについて語っていこう。 ヒラリー・クリントンも認める安倍政権の女性政策問題の高市早苗は第一次安倍内閣で各種の特命担当大臣、第三次安倍内閣で総務大臣になっており、印象として「安倍の申し子」となることは致し方ないところだろう。ところで、その安倍政権は戦後歴代政権でも特筆して女性の社会進出に積極的だったことはご存じだろうか。
ここ最近、夜職女性を主題とし、問題の解決を訴える記事を立て続けに書いた。私が多くのフェミニストと同じ問題意識を持ち、フェミニストと手を取り合って解決を目指していることは読者に広く共有されていると思うが、今回はなぜたちんぼをしてまで整形やホストにはまり込むのかという理由付けの一つとなる仮説を展開する記事である。 限界整形中毒界隈記事執筆時から1年ほど前の2024年の秋に、女性向けパーソナルケアブランドのDoveの広告が炎上した。 この広告は、一応全部読むと趣旨としては「#かわいいに正解なんてない」としてルッキズムから解放されようというを趣旨にしたいのだと分かるが、ただぱっと見ではルッキズム用語を全面的にアピールしているようにしか見えないというので炎上することになった。 「中顔面6.5cm」「遠心顔/求心顔」「出目」「顔の大きさ17cm」「人中短い」「Eライン」「サイギャップあり」「バッカルコ
ここ数年、女性が「私だけに優しいヤクザ」「私だけに優しい殺人鬼」というモチーフを好む、ということに関連した議論が𝕏上でも(一部界隈で)盛んに行われている。 創作における「私だけに優しいヤクザ」人気このモチーフは少なくとも1990年代以降のレディコミではド定番の題材で、例えば特定のコマの切り抜きが有名な新條まゆ「覇王♥愛人」(2003)も「平凡な私が突然イケメンスパダリのマフィアのボスに愛されちゃった」という、題材だけみると典型的なものになっている。 このようなネタは時代を超えて安定した人気があるようで、例えば𝕏でキーワード検索する限りでも2016-2021年の漫画やら2019年の漫画やら2023年のアニメやら無限に例が出てくるし、直球で「私だけに優しいヤクザの話」というタイトルで漫画を紹介したポストは14万いいねを集めている。またヤクザに愛されるネタの変奏曲である(そのものではない)「
今年5月ごろに、立て続けに男女の両サイドから「性格が男で体が女」であるというポストがバズっていた。 男サイドはこちら。その主張は「セックスできる男友達」である。ただしこちらに関しては直近でわかり手がNoteに単品エントリを書いている。 女たちは「男が欲しい理想の彼女」のことを「セックスできるお母さん」ってどうやら本気で思っているらしくて、これは大間違いで、すぐに考えを改めて欲しいんだけど、男にとっての理想の彼女は「マンコがついてる男友達」です。VRChatで恋愛をする男性の半分以上は男性と恋愛をしています。 — わとりん2 (@watorintaro) April 28, 2025 この対比で面白いのは、両方とも「性格が男で体が女」と言っているにも関わらず言っている内容自体は真逆に近いということである。 男「理想の彼女は、性格が男で体が女」 (明朗で気遣いのいらない性格と、肉付きのいい体の
前回記事の「夜職フェミ、女衒フェミは左派フェミニズムの主流に躍り出るか?」で学者フェミニストが男女論壇の中心から外れ、その穴を埋める形で女衒フェミが入ったことを書いた。 大学フェミニストが男女論壇の中心から追いやられたのは、2020年頃から数年の間に起きた「内憂外患」によるものである。前回の補足記事として、その内憂外患について覚書を記す。 内憂TERFの乱大学フェミニズムの影響力の減少に最も寄与したのは、間違いなくトランス排除的ラディカルフェミニスト(trans-exclusionary radical feminist; TERF)との内部対立である。在野に多いTERFは、生物学的性別を重視しトランス女性を「女性」として認めない立場を取る一方で(外国の方が先行しており近隣でも韓国メガリアがこの類)、大学フェミニズムの主流派は、トランス女性排除は差別であり多様なジェンダーアイデンティティを
SNSでの「夜職フェミ」「女衒ぜげんフェミ」の勃興近年、夜職スカウト――女性を水商売や風俗に斡旋するのが仕事の、昔ながらの言い方をすれば女衒――がインフルエンサーとして台頭しており、「ツイフェミ」として認識される勢力のなかでも一番大きな集団を形成しつつある。こういった傾向は数年前から確認されており、私の2023年の記事でも指摘していたが、この数年は「女衒フェミ」という名称が定着しているように思う。 バズるとリプにぶら下がりで「稼ぐならこのアプリ」みたいなダイマがつくのはよく見ると思う。イケメンへの推し活やハイブランド購入を煽る(得てして非イケメンや安ブランドを過剰にディスる)女性風アカウントは、女性を売春に沈めたい業者による煽りが混じっているのは注意が必要だろう。 ニッポンの男が原因で、日本人女性が海外で売春を疑われ入国拒否される 2023年12月17日代表格である「パキちゃん」の旧アカウ
料理研究家のリュウジは、SNSやYouTube等を中心に活動し、「バズレシピ」 と称する、手軽で美味しい料理レシピで知られる。彼のレシピは、身近な食材や調味料を使い少ない工程で誰でも簡単に作れるように工夫されているのが特徴で、料理初心者や忙しい人でも気軽に挑戦できると好評である。特に「虚無シリーズ」と題されるレシピではそれが顕著で、数々の具なしパスタなど、ある意味で一線を超えたレシピが続出する。 料理研究家の先人である土井善晴は、忙しい現代人が料理するなら一汁一菜でよいと提案し手間の削減をコンセプトとして主婦に歓迎されているが、リュウジのコンセプトもこの系譜に連なるものであり、日々の献立作成の負荷を軽減したい主婦層に歓迎された。彼のレシピは、家庭料理にかけられる過剰な手間や時間を大胆に削ぎ落し、それによりクソ夫やクソ姑の「みそ汁はその都度だしを引け」といった理不尽な要求から妻たちを解放する
前回のnoteエントリの最後でも紹介したが、《研究開発は将来の経済を強化するための先行投資というが、研究者1人1人の経済への寄与度はどんどん下がっている》という主旨の論文がある。 Bloom, Nicholas, et al. "Are ideas getting harder to find?." American Economic Review 110.4 (2020): 1104-1144.このデータからは「研究者の数と経済成長にあまり関係はないか、または同じ経済成長をするのに必要な研究者の数が増え効率が下がっている」ということが言える。別の言葉で、「常識的に考えて研究者は価値ある研究から手を付け始めるだろうが、研究者が多すぎて『価値ある研究』の種を速攻で取り尽くし、多くの研究者が碌でもない部分で戦ってる」と表現することもできるだろう。 私が見る限り、このデータは2通りの解釈をし得て
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