「反出生主義者」とは何か。

反出生主義者は考える おれは反出生主義者を自称している。 べつに「反出生主義検定試験」があって、「あなたは2級に合格しました」という話もないのだから、自称も他称もないのだろうが。 そんな反出生主義者のおれではあるが、日々、「反出生主義とはなんだろうか」と考えている。 本当に毎日？ と、問われると、「いや、今日は『イジらないで、長瀞さん』のことばかり考えていました」ということもあるかもしれない。 こんなところで自分の趣味を晒すこともない。 それでも、考えている。 とくに、反出生主義に反対する意見を見たりすると、「ああ、そういうことではないのだけれど」と思うときに、よく考える。 もちろん、おれはだれか師匠について反出生主義の流派に属しているわけでもないので、「それは違うのだ」と言い切ることもできない。 どこか歯切れが悪くなることもある。 それでもおれは、その日のおれなりに考えていることを書くこ

[goldhead]

寄稿いたしました。「とは何か」というより、あるいは「何ではないのか」というような近接する問題との悩み（？）を書きました。よろしければお読みください。

[type-100]

うーん、人類の幸福まで射程をのばすと単純な快不快以外のイデオロギッシュな価値が含まれてくるので、反出生主義とは食い合わせが悪くなる気がする。

[cj3029412]

まあその、人類は滅びていいです(僕が三図の川を渡った後で)。それまでの間は、黄金頭さんは随筆を書き続けてください。たまに、そこそこの酒を贈ります(繰り返し)w

[p_shirokuma]

こういうの。

[toraba]

ポ・キール「反出生主義を騙るな。」

[toro-chan]

なんか違うな。「出産否定」はそもそも無理がある。あんなものはついうっかりの結果として生まれるのであって、意図したって子供なんか出来ない。意図とついうっかりとの差などない。

[Ta-nishi]

私は黄金頭さんの考えに近く似たこと最近考えてたんだけど、こういうのは「消極的優生思想」と呼ぶのがいいのかなと思い至った。劣等種を殺すのではなく産まないことにより不幸を防ごうという思想。それでいいと思う

[ONOYUGO]

なるほど、世界そのものが不幸のかたまりであるっていう前提なのね。