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駅近の石段で転倒する 老化を受け入れる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
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駅近の石段で転倒する 老化を受け入れる:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
たしかに前からアブねーなと思っていた。かなり高い石段でおしゃれ風に作られているが、なぜか段の高さ... たしかに前からアブねーなと思っていた。かなり高い石段でおしゃれ風に作られているが、なぜか段の高さが微妙に踏みずらくてちょっとした表面の凸凹に足をとられたり、踏み違いやすい。そのせいか使う人が少ない。 わかってはいたが、大丈夫だろうと高をくくって、降り始めてすぐ、左足をひっかけた。ゆっくりと前かがみに倒れ、手をついたと思うのだが、態勢を立て直せず、そのままもう一段下に背から落ちてひっくり返った。一言でいえば、ゆっくりだが一回転して転んだのである。近くにいた若者が「大丈夫ですか?」と駆け寄ってくれた。最近の若者はホントに優しい。 結果として左足膝を少し擦りむいただけで済んだ。ほとんど痛くもないし、膝以外打ってもいない。転び方はうまかったと思う。が、何といっても普通にただ階段を下りていて、すっころんだのは間違いない。正直、家の中でも、何でもない凹凸や毛布を踏んで、おいおいこんなことでと思うような