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沢木耕太郎「流星ひとつ」書評 行間に思い広がる、人間・藤圭子の姿|好書好日
流星ひとつ [著]沢木耕太郎 先日自殺した藤圭子。本書は作家の沢木耕太郎氏がかなり前に、彼女に対して... 流星ひとつ [著]沢木耕太郎 先日自殺した藤圭子。本書は作家の沢木耕太郎氏がかなり前に、彼女に対して行ったインタビューをもとに書かれた作品だ。 ことの起こりは34年前。当時、人気の頂点を極めた歌手の藤圭子が28歳の若さで突如引退を表明。沢木氏はその真相を聞き出すため、ホテルニューオータニのバーで彼女にインタビューを試みる。まもなく原稿は書き上げられ、公刊の手筈(てはず)も整ったが、しかし沢木氏は直前になってこの作品を世に出さずに封印したという。 書き方はきわめて挑戦的だ。この本は沢木氏と藤圭子のカギかっこによる会話文だけが延々と続き、地の文による背景説明や情景描写が全然ない。しかしそれでいて500枚にも及ぶボリュームの原稿が質の高い作品として成立しており、読む者を飽きさせない。駆動力を持たせているのは本音を聞き出す沢木氏の巧みなインタビュー術と、スリリングな文体によるところが大きい。さりげ
2013/12/03 リンク