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森博嗣「スカル・ブレーカ」書評 時代小説の形借りた言語ゲーム|好書好日
スカル・ブレーカ [著]森博嗣 強さとは何か。この主題には古今多くの作品が取り組んできた。ましてや剣... スカル・ブレーカ [著]森博嗣 強さとは何か。この主題には古今多くの作品が取り組んできた。ましてや剣豪の若者が主役の時代小説とあれば、一般的には自己鍛錬を通した成長物語となるのが必定。だが、本作の眼目はそこにない。本作は、「ヴォイド・シェイパ」シリーズ第三作目。タイトルも英語で、人物名もすべてカタカナで綴(つづ)られる。主人公・ゼンは、師匠・カシュウが亡くなったのを機に、幼少から暮らした山を下りる。まるで一から主人公を育てるロールプレーイングゲームのようだ。 ゼンは、自分の正式な名前も年齢も知らない。本名は初巻で禅之助と分かるが、あまり気にかけていない。そもそも、名と実を取り結ぶことに興味のない主人公なのだ。それゆえ、人名もただ音として反響するのみ。だが読み進むうち、読者には次第にゼン独自の研ぎ澄まされた言語感覚が明らかになってくる。他人と交わる中、ついに本巻でゼンは言語が社会秩序を構築し
2013/07/02 リンク