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「美」の目的なき合目的性 イマヌエル・カント「判断力批判」|好書好日
大澤真幸が読む 本書は、『純粋理性批判』『実践理性批判』に続くカントの「第三批判」である。この「批... 大澤真幸が読む 本書は、『純粋理性批判』『実践理性批判』に続くカントの「第三批判」である。この「批判」は、「けなす」という意味ではない。人間の認識能力について、どこまでが可能で、どこに限界があるかを、反省的に吟味するという意味である。 第一批判は、悟性(難しげだが英語で言えばunderstand)に関わる。悟性は自然の中にある普遍的な法則を認識する能力だ。第二批判は、理性に関係する。この場合の理性は、普遍的な原理から「何をなすべきか」を導き出す能力である。第二批判は、人間の倫理的選択、つまり「自由」に関連している。 第一批判と第二批判の間にギャップがある。自由は、「目的」ということを前提にしている。自由とは、何かの手段ではなく自分自身が目的だという趣旨だからだ。ところが悟性の対象である自然には、目的などない。因果関係があるだけだ。目的はどこから出てきたのか。 この疑問に答え、第一・第二批判
2020/05/21 リンク