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相沢沙呼さん「medium 霊媒探偵城塚翡翠」インタビュー 本格推理小説につめた「日常の謎」|好書好日
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宝島社「このミステリーがすごい!」2020年国内編、原書房「本格ミステリ・ベスト10」2020年... 宝島社「このミステリーがすごい!」2020年国内編、原書房「本格ミステリ・ベスト10」2020年国内ランキングでともに1位を獲得。令和最初の主要ミステリーランキングで2冠を達成した。 推理作家の香月史郎(こうげつしろう)は、ある事件をきっかけに、つやを帯びた黒髪に碧玉(へきぎょく)色の眼(め)、蒼白(そうはく)の肌をした少女、城塚翡翠と出会う。彼女は死者をその身に降ろし、その言葉を伝える霊媒だった。 香月は翡翠から発せられる被害者の言葉に助けられながら、論理の力を駆使し裏付けとなる証拠を見つけ、犯人を追い詰める。一方、世間を騒がす巧妙な連続殺人の次の標的に、彼女が選ばれようとしていた。 相沢さんは2009年、長編ミステリーの新人賞である鮎川哲也賞を受賞した『午前零時のサンドリヨン』でデビュー。映画化が決まった『小説の神様』など青春小説でも知られる。 これまでは、身の回りの小さな事件を描く「