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石田夏穂さん、芥川賞候補作「我が友、スミス」インタビュー 筋トレで、私は自由な「何か」になりたい|好書好日
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石田夏穂さん、芥川賞候補作「我が友、スミス」インタビュー 筋トレで、私は自由な「何か」になりたい|好書好日
性差超え 求められる像とのギャップに葛藤し 表題で「我が友」と呼びかけるのは人ではなく、バーベルを... 性差超え 求められる像とのギャップに葛藤し 表題で「我が友」と呼びかけるのは人ではなく、バーベルを使ったトレーニング機器、スミス・マシン。作家・石田夏穂さんのデビュー作で、1月の芥川賞候補にもなった『我が友、スミス』(集英社)は、筋トレマシンを心の友として肉体改造にのめり込む女性を描いた異色の「筋肉文学」だ。 会社勤めのかたわらジムに通い、筋トレに励む主人公・U野。ある日、その姿を見ていた有名トレーナーから、ボディービル大会への出場を勧められた。気乗りしないU野だったが、「うちで鍛えたら、別の生き物になるよ」というトレーナーの一言に胸をつかれる。 〈そうだ、私は、別の生き物になりたかったのだ〉 作品の核となるこの言葉は当初、「男みたいになれる」や「女じゃないものになれる」と書こうとしたという。「でも違うな、と思って変えた。自分も日常生活のなかで、男と女という二分割の枠組みではない自由な『何