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『わたしは「ひとり新聞社」』書評 震災を経た町と向き合う|好書好日
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『わたしは「ひとり新聞社」』書評 震災を経た町と向き合う|好書好日
わたしは「ひとり新聞社」 岩手県大槌町で生き、考え、伝える 著者:菊池 由貴子 出版社:亜紀書房 ジャ... わたしは「ひとり新聞社」 岩手県大槌町で生き、考え、伝える 著者:菊池 由貴子 出版社:亜紀書房 ジャンル:ノンフィクション・ルポルタージュ 『わたしは「ひとり新聞社」』 [著]菊池由貴子 東日本大震災の後、著者は故郷の岩手県大槌町で「大槌新聞」を一人で作り続けてきた。冒頭で自身の若い頃の記憶が語られる。病弱で入院を繰り返していた彼女は、震災を経て町と出会い直し、地域に根差すという視点を獲得していく。あたかも小さな種が芽吹き、いつしか自立していくかのように。 町への愛情や行政の施策への怒りや葛藤……。町の復興を様々な角度から見つめながら、住民との交流と「見ること・伝えること」によって培われていく記者としての力強さ。そのなかで、旧役場庁舎の解体問題や震災検証など、行政の抱える問題や地域の課題を浮き彫りにし、現実の光と影に粘り強く向き合い始める姿に迫力があった。 読んでいると、地域紙とは町にお