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「中国のメディア統制」書評 締め付けの強化を統計で可視化|好書好日
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「中国のメディア統制」書評 締め付けの強化を統計で可視化|好書好日
「中国のメディア統制」 [著]于海春 独裁体制の下でも、メディアによる権力批判が許容されることがあ... 「中国のメディア統制」 [著]于海春 独裁体制の下でも、メディアによる権力批判が許容されることがある。それは、統治の正当性を保つには、全ての不満を封じ込めるよりも、ある程度の批判を認めた上で、それに対応する方が効果的だからだ。 本書が対象とする中国でも、厳しいメディア統制が行われる一方で、一部の報道機関は政府と距離を取ってきた。特に本書は、改革開放後にメディアの商業化が進む中で、地方ごとに報道が多様化したことに注目する。2013年に広東省の週刊紙「南方週末」の社説が差し替えられた事件は有名だが、この事件は広東省メディアがそれまでも権力批判を行ってきたことを反映していた。 それでは、なぜ中国メディアにはこのような「不均等な自由」が生じたのか。この問いに答えるべく、本書は地方レベルのメディア統制の手段に注目する。例えば、メディアのトップ人事が政府主導で決まり、政府を称賛する記者に賞が授与され、