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築地市場を歩く 小沢信男『東京骨灰紀行』収録「つくづく築地」より|じんぶん堂
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築地市場を歩く 小沢信男『東京骨灰紀行』収録「つくづく築地」より|じんぶん堂
記事:筑摩書房 original image: moonrise / stock.adobe.com 書籍情報はこちら 本願寺南門をでて、晴海... 記事:筑摩書房 original image: moonrise / stock.adobe.com 書籍情報はこちら 本願寺南門をでて、晴海通りへ。通りのかなたは、築地場外市場です。 海産物を中心に、各種仲卸の小商店がひしめく町。食肉・青果・海苔・茶・玉子焼・刃物・厨房道具・包装用品・看板屋・電器屋等々が、ひところはざっと四百軒。早朝がもっとも雑踏して、日中は閑古鳥が鳴く。東京一早起きの町とうたわれたが、近年はだいぶ様相がちがう。寿司や海鮮丼の名物店がつぎつぎにできて、日中も若者たちが行列つくっています。そのぶん店が大型化するいっぽう、軒下三寸借りた小店も依然としてある。南北に三本の道が通って、四区画。単純な構造だが、ビルとバラックと細い路地が組みあわさって、なにやら奥が深そうな町です。 まずは通りをへだてて遠望すれば、三本道のまんなかの一本が、まっすぐに見通せる。あの突きあたりに、その