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『言葉の外へ (河出文庫 ほ 3-2)』(保坂和志)の感想(12レビュー) - ブクログ
97年から02年くらいまでの間に様々な媒体に描かれた評論・エッセイを編んだ1冊。2012年に文庫化。まず... 97年から02年くらいまでの間に様々な媒体に描かれた評論・エッセイを編んだ1冊。2012年に文庫化。まずは表1のデザインがいいなあと思う。 P30 「カフカ的」と形容される小説は多いけれど、最近私が一番「カフカ的」と感じたのは、カズオ・イシグロの『充たされざる者』の上巻部分だった。どう読んでいいのか、この小説世界にどう親しんだらいいのか、わからなくて、ずうっと不安定な気持ちのまま読まざるをえなかった。ところが、この小説は長すぎるために、下巻に入って読む呼吸がわかってしまって、その途端につまらなくなった。あれがもし六割か七割くらいの長さで終わっていたら、本当に凄い小説だったのに……と思う。 そのイシグロが『充たされざる者』の不評に懲りて(?)、再び構成をきっちりさせて書いたのが、新作『わたしたちが孤児だったころ』だ。好評で映画にもなるらしいが、私は計算が見えすぎて好きではない。『充たされざる
2012/12/05 リンク