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『闘争と文化―マックス・ウェーバーの文化社会学と政治理論』野口雅弘(みすず書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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『闘争と文化―マックス・ウェーバーの文化社会学と政治理論』野口雅弘(みすず書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「ニーチェの視点から読み直すウェーバー」 ウェーバーについて伝統的に語られてい... →紀伊國屋書店で購入 「ニーチェの視点から読み直すウェーバー」 ウェーバーについて伝統的に語られている八つの通説にたいして、その反論を計画したもの。一読すると個別の論文を集めたもののような印象があるが、明確な計画のもとで書かれたドイツ語の博士論文をみずから邦訳したものらしい。まとめがうまいので、そのまとめ(p.180-183)を紹介することにする。 (一)通説ではウェーバーの理論の哲学的な基礎は方法論、すなわち「科学論」にあるとされているが、著者はニーチェの遠近法がウェーバーの方法であることを指摘する。遠近法であるからには、多元性と相対性が了解されているのであり、科学的で客観的なスタンスが求められているわけではない。 (二)ウェーバーの権力政治的な理論と近代西洋合理主義は、機能分化という観点から説明できると考えるのが通説であるが、著者は西洋の合理主義を、中国の儒教やインドのカースト制度に基