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『ヘヴン』川上未映子(講談社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「斜視という身体性をどうとらえるのか」 言うまでもなく、著者は芥川賞作家であり... →紀伊國屋書店で購入 「斜視という身体性をどうとらえるのか」 言うまでもなく、著者は芥川賞作家であり、すでに人気作家としての地歩を築いている。したがって、その著者によって書かれた本書の書評も数多く存在している。しかも評者は文学作品については門外漢であり、文芸批評的な読解もできなければ、本書(第3刷)の帯に羅列されているような気の利いたフレーズもわいてこない。 それでもなお、本書について書いておきたいと思ったのは、主人公でありいじめを受けている「僕」の目が「斜視」という身体的特徴を備えており、それがこの物語の基軸をなしているように思えたためだ。 物語は、「僕」と僕をいじめる側の二ノ宮、二ノ宮に従う百瀬、そして「僕」と同様にいじめをうけるコジマを主なアクターとして進んでいく。文体も冗長でなくテンポがいい。やがて「僕」とコジマの間で机の下に張ったメモを通じて奇妙な関係がつくられていく。「僕」をと
2010/05/20 リンク