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日本人の1.5%しかいない人たち。でも、その思いは多様。 『証し』 | BOOKウォッチ
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日本人の1.5%しかいない人たち。でも、その思いは多様。 『証し』 | BOOKウォッチ
「ぶ厚い」。本書『証し』(KADOKAWA)を手に取れば、まずはそう思うだろう。1094ページの大著である。... 「ぶ厚い」。本書『証し』(KADOKAWA)を手に取れば、まずはそう思うだろう。1094ページの大著である。しかも、北海道から沖縄、五島、奄美、小笠原まで、全国のキリスト教会を訪ね、135人に「なぜ、神を信じるのか」を聞いたノンフィクションと知ると、気が重くなるかもしれない。 だが、想像以上にリーダブルな本だった。ベストセラーとなった『絶対音感』(1998年)の著者、最相葉月さんの行き届いた取材と端正な筆さばきによって、戦後日本に生きた庶民の諸相が見事に浮き上がったからである。 キリスト教という限定付きではあるが、日頃、信仰について語ることがほとんどない日本人の宗教観がほの見えた労作である。 日本のキリスト者は、191万5294人(『宗教年鑑』、令和3年版)、日本の総人口が約1億2622万人だから、人口の約1.5%にあたり、マイノリティーといった存在だ。 教派を超えて、教会の聖職者と一般信