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海外型プロジェクトの難しさ − それはOSレベルの問題である | タイム・コンサルタントの日誌から
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海外型プロジェクトの難しさ − それはOSレベルの問題である | タイム・コンサルタントの日誌から
先日、あるプライベートな勉強会に招かれて、議論する機会があった。テーマは「海外型プロジェクトの進... 先日、あるプライベートな勉強会に招かれて、議論する機会があった。テーマは「海外型プロジェクトの進め方」である。中堅ないし準大手の製造業およびソフト会社で、それなりに海外展開を進められている企業の実務家がメンバーであった。プロジェクト・マネジメントについては、すでに社内でもいろいろな取り組みをされているところが多いと見受けられたので、「PMBOK Guide(R)とは」みたいなレベルの、基礎的な解説はさけることにした。わたしは、国内では一応うまくいきつつあるプロジェクトが、なぜ一歩海外に出ると急に難しく感じられるのか、それは『組織のOSレベルの問題である』という見方の話をすることにした。 「組織のOSレベルって何のことだ?」と怪訝に思われた方もいるだろう。少し順を追って説明したい。過去10年ほどの間に、日本でプロジェクト・マネジメントの体系や技法がそれなりに普及したおかげで、プロジェクトの成