片山杜秀＆春日太一が選ぶ「日本の戦争映画」ベスト3！｜文藝春秋digital

渥美清が自分で企画し主演した作品 ――今日は、春日太一さんが『日本の戦争映画』（文春新書）を刊行されたのを記念して、片山杜秀さんをお迎えしました。お二人にそれぞれ三本ずつ戦争を描いた日本映画を挙げていただこうという企画です。 春日氏（左）と片山氏（右） 春日 片山さんとは十年前、ある雑誌で戦争映画と戦争文学について語るという座談会でご一緒したことがありましたね。 片山 そうでした。座談会が始まる前も終わった後も、ずっと二人で映画の話をしていたのを覚えています。 春日 今回、『日本の戦争映画』を書くにあたって、あらためて戦後日本の戦争映画を80本近く見直したんです。そのなかで自分にとって発見だったと思った作品が何本もあったのですが、まず挙げたいのが、渥美清が自分で企画し主演した『あゝ声なき友』（1972年）です。 片山 今井正監督ですね。 春日 そうです。渥美清の戦争映画でいうと、野村芳太郎

[Yoshitada]

邦画の戦争映画入門の本として悪くはないんだけど、二言目には「イデオロギーの偏りは悪い」という春日さんの物言いは危なっかしいと思うんだよね。イデオロギーを極端に忌避するのも、イデオロギーの偏りだよ。

[prq098]

今井正への評価が興味深い。一般には戦後民主主義、左翼ヒューマニズムの代表のイメージだが、実は「異常な美意識、作家性」の持ち主で、そのサディズムさは「戦争の時代を生きた」ことにより拗らせたものではと。

[toraba]

「今井正といえば、文部省選定というか、戦後民主主義、左翼ヒューマニズムの代表というイメージがどうしても先行して、これまでどこか避けてきたような気がします」

[YUKI14]

サムネ、町山さんと春日さんが和解したのかと思った

[neguran0]

全然わからない分野なのだが読んでいるだけでとても面白い。

[fatpapa]

ほとんど見てないので見たいブクマ。拝啓天皇陛下様とひめゆりの塔くらいか。戦争経験者が作った戦争映画だからな。

[xufeiknm]

なんだなんだ全部観たくなるぞ。特に今井や山薩など昔の左翼クリエイターは本当に現実をリアルに観ていたんだね山田洋次とかかけらも出てこない。

[gogatsu26]

なんちゅう組み合わせｗ