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「うぉ~、うぉ~」「わたしはもう駄目…殺される」震災被災地で“除霊”を行う住職が目の当たりにした“異様な光景” | 文春オンライン
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「うぉ~、うぉ~」「わたしはもう駄目…殺される」震災被災地で“除霊”を行う住職が目の当たりにした“異様な光景” | 文春オンライン
宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、今もひっそりと行わ... 宮城県の古刹・通大寺では、人間に「憑依」した死者を成仏させる「除霊」の儀式が、今もひっそりと行われている……。その現場でジャーナリストの奥野修司氏が目にしたのは驚きの光景の連続だった。 ここでは同氏が、“30人の死者に憑かれた女性”の除霊を行う通大寺・金田住職を追った著書『死者の告白 30人に憑依された女性の記録』(講談社)の一部を抜粋。「除霊」の実情を紹介する。(全2回の1回目/後編を読む) ◆◆◆ 「わたしはもう駄目……」 人が死ぬとき、合理的に解釈できない不思議なことがしばしば起こる。 がんなどで死に逝く場合もそうだが、2万2000人余という人が亡くなった東日本大震災のような過酷な状況下では尚更だろう。しかし、いきなり霊的ともいえる予想外のことが起こると、それを体験した人は誰にも相談できずにひどく苦しむ。 金田住職のところへ、高村英さんが混乱状態で電話してきたのは2012年の蒸し暑い