東京医大の“女子合格抑制”が「必要悪」であるはずがない3つの理由 | 文春オンライン

不正入試事件で世を騒がせた東京医科大学で、またもや問題が発覚しました。女子受験者の1次試験の点数を一律減点して、女子入学者数が増えないよう操作していたというのです。 同大の入試で不合格だった女性の方々は、「もしかしたら受かっていたのかも」という悔しい思いを拭いきれないことでしょう。今後、東京医大は本来なら合格していた人たちに対する、救済措置や損害賠償を迫られるかもしれません。 女性差別は公然の秘密だった この問題が発覚してから、私も都内の有名伝統校出身の医師から「私の大学でも、医学部入試で女性差別をしているのは公然の秘密だった」と聞きました。どうやら、医学部入試に問題があるのは、東京医大だけではなさそうです。

[ryokusai]

筆者のプロフィール。「著書に『新薬の罠 子宮頸がん、認知症…10兆円の闇』（文藝春秋）など。」／本件で「男性の方が体力がある」と良く見かけるが、「持久力」は女性の方があると昔よく聞かされたやうな気がする。