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カーナーヴォン城(Caernarfon Castle)の特徴と歴史 | Call of History ー歴史の呼び声ー
カーナーヴォン城はアングルシー島を対岸に臨むメナイ海峡に面したサイオント川河口に建てられているが... カーナーヴォン城はアングルシー島を対岸に臨むメナイ海峡に面したサイオント川河口に建てられているが、この地に最初に城が建てられたのは西暦77年または78年、北ウェールズを征服したローマの将軍グナエウス・ユリウス・アグリコラによって築かれたセゴンティウム(Segontium)要塞にさかのぼる。セゴンティウム要塞を経由してカーリオンとチェスターを繋ぐ街道(ウェールズでは「ヘレンの道」と呼ばれた、注2)も整備され、交通の要衝として発展する。 後にウェールズ語でカエル・サイオント(Cair Seiont)と呼ばれ、ラテン語” Cair Segeint”の名で830年頃成立の「ブリトン人の歴史(Historia Brittonum)」にブリタニアの主要都市の一つとして挙げられている(注3)。 1066年、イングランドを征服したウィリアム1世は北ウェールズにも進出し、ウィリアム1世死後ウィリアム2世時代
2020/12/17 リンク