エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
+++ 大場正明『サバービアの憂鬱』 第11章 ボルティモアの郊外から噴きだすバッド・テイスト [PAGE-1]+++
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
+++ 大場正明『サバービアの憂鬱』 第11章 ボルティモアの郊外から噴きだすバッド・テイスト [PAGE-1]+++
ジョン・ウォーターズといえば“バッド・テイスト”で有名な監督である。彼は、エッセイ集も何冊か書いて... ジョン・ウォーターズといえば“バッド・テイスト”で有名な監督である。彼は、エッセイ集も何冊か書いていて、そのうちの1冊『クラックポット』は翻訳もされている。このエッセイ集は、ウォーターズのロサンジェルス案内から始まるのだが、そのなかにこんな記述がある。 LAまでの航空チケットなど安いものだ。必ず窓ぎわの席を取るように心がけよう。そうすれば、地平線の果てから果てまでべったりと広がるこの郊外住宅地の眺めに胸おどらせ、そこに地震が起きるさまを空の上から想像し、悦に入ることができる。それもセンサラウンドで。 この文章から、郊外住宅地に対する悪意を読みとることはたやすい。ウォーターズもスピルバーグと同じように、新しい郊外の世界で成長した郊外の子供の最初の世代に属している。そのウォーターズの生い立ちについては後でふれることにして、ウォーターズの映画にあまりなじみのない人のために、まずはバッド・テイスト