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【THE REAL】鹿島アントラーズの強さの秘密(その2)…ピッチ外で共存する団結力とライバル心 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト
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【THE REAL】鹿島アントラーズの強さの秘密(その2)…ピッチ外で共存する団結力とライバル心 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト
■天皇杯の表彰式で訪れた異例の光景 キャプテンがカップを天へ掲げると同時に、選手たちも両手を突き上... ■天皇杯の表彰式で訪れた異例の光景 キャプテンがカップを天へ掲げると同時に、選手たちも両手を突き上げて雄叫びをあげる表彰式のクライマックスがなかなか始まらない。鹿島アントラーズの二冠達成で幕を閉じた元日の天皇杯決勝後に、実は異例の光景が訪れようとしていた。 アントラーズの場合は37歳のレジェンド、MF小笠原満男がJ1年間王者を獲得したときにはカップを掲げている。しかし、大阪・市立吹田サッカースタジアムのピッチに設けられたステージの中央に、音頭を取るべき背番号40がいない。 向かって一番左側に目立たないように立っていた石井正忠監督のもとへ、小笠原は歩み寄っていった。天皇杯を差し出すキャプテンに対して、指揮官は手を振りながら恐縮そうに苦笑いを浮かべる。 このやり取りを見ただけで、小笠原が音頭役を石井監督に託そうとしていたことがわかる。最初は遠慮していた指揮官はGK曽ヶ端準やDF昌子源、MF永木