ムツゴロウという人と分かりあう : 404 Blog Not Found

2006年04月06日16:14 カテゴリ書評/画評/品評 ムツゴロウという人と分かりあう 彼が単なる動物好きの好々爺だと思っている人は、是非本書を手に取ってみてもらいたい。 人という動物と分かりあう 畑 正憲 この人、真のdilettanteと呼ぶに相応しい、日本はおろか今や世界でも希有な人である。 失礼ながら、私もまたTVを通した色眼鏡で彼を見ていた。エグい言葉で言えば、「動物成金」、だと。 しかし、実はこの人は東京大学・理学生物学科できちんと生物学者としての教育を受けた人でもある。「動物王国」も、実は動物好きが嵩じてというよりは、動物に対するあくなき探究心の結果たどりついたことがおぼろげに見えてくる。 この本の中には、アポトーシスだのミエリンだのといった、今をときめくmicrobiologyの言葉が実にふんだんに登場する。それが「動物王国的」なmacrobiologyと実に自然にとけ

[dasman74]

一度動物王国に行ってみたい

[inugamix]

TVでしかムツさんを知らん方は、彼のエッセイも読むといいと思う。良きにつけ悪しきにつけ、全く新たな感想を持つと思います。私は凄腕のエッセイスト、愛あるSFの作家としてのムツさんも好きだ。

[cho45]

「探究心というのは、結論や教訓を得るためにあるのではないのだ」でなんか泣きそうになった

[kekera]

＞紙と鉛筆さえあればいつでも(神|真理)と取り組める者もいれば、数兆円の粒子加速器がないと足踏みしてしまうものもいる。