父の自殺と焼肉 - Everything You’ve Ever Dreamed

彼岸前に墓参りにいったらオヤジの墓前で母にあった。年末に家を出て以来だから実際にたいした期間顔を見ていないわけでもないが、なんだか久しぶりな気がした。「元気なの？」「まあね。その節はお世話になりました」「お世話しましたー。お父さんも突然死んじゃったのに」オヤジは２０年前に自殺した。４０代だった。あのときから僕ら親子は親子というよりは戦友のような関係になったのかもしれない。『死んじゃった』なんて明るいトーンで言えちゃう母はわりと早いうちに父の自殺を消化していたようだ。 「あんたも家を出ちゃって、まあまだ私の体が元気で動くからいいけどさ。動かなくなったときのこと考えておいてよね」動かなくなるなんてーとへらへら笑って余裕を見せる僕を的確にジャブを当ててコーナーに詰めてくる母凄すぎ。圧倒されながらの僕は、考えてるよーと苦し紛れのパンチを返すしかない。「じゃあさ、テレビで独り暮らしの年寄りが狙われ襲

[Delete_All]

ブログ更新。自殺してしまった人間を残された家族はどう処理していくか、という内容の比較的まじめな日記です。

[nagaichi]

いつもネタばかり書いているフミコ課長が、ときおりこういう妙にシリアスな顔を見せるのは、こち亀の過去編みたいなものなのだろうかと、ロダンのポーズ。

[stalemate]

「生きているのは、自殺を保留している人たちだ」森博嗣/εに誓って

[momontyo]

今日はシリアスですね。紙一重は自分も思う。ブレーキもなければアクセルも無いような状態で、風が吹けばきっと死ぬんだよ。

[yuukawa]

これは私の読んだインターネット上の文の中でも屈指のレベルで好きな文。

[Gesaku_G]

くらうしかないのか。

[tak4hir0]

父の自殺と焼肉 - Everything You’ve Ever Dreamed 彼岸前に墓参りにいったらオヤジの墓前で母親にあった。年末に家を出て以来だから実際にたいした期間顔を見ていないわけでもないが、なんだか久しぶりな気がした。　「元気な

[kyrina]

今年もそんな季節ですか。 あの手の報道は、後追いや参考にする人を助長するだけなのに、掘り返しては思い出させられるから嫌ですね。

[flowing_chocolate]

まっとうで、胃が痛くなる文章。

[SasakiTakahiro]

自分の手が届かないものわからないものを諦める嘆くのではなく受け入れていくことが生きるということなのだ。

[tannsuikujira]

そう、死因を伝えるのは駄目なんだけど。ただ、死んだ奴に訊かないと真意なんてわからんし、そんなの追ってもどうにもならないんだ。生きてる奴は、生きる欲望に沿って動けよ。

[tohokuaiki]

一瞬タイトル見て @Delete_All が自殺するんじゃないかと思ってしまった。

[narukami]

「お父さんと同じやり方で死んだ話を聞かされるたびにお父さんが」」「「同じことを繰り返しているような気分になって凄く嫌だ。あれ本当にやめてほしい。せめて私のなかでは一度だけゆっくり死なせてあげたい」」

[mtakano]

平野啓一郎さんの「空白を満たしなさい」という本を思い出した

[rieronlibrary]

「ストップとゴーの隔たりの大きさを感じていたのだけど今はマジで紙一重だと思う。そのボーダーは特別なものではなく普通の人間が越えられてしまう普通のものなのだと。」