解りやすく詳しく説明して貰えますか？ - 「不良債権処理が進んだら景気が良くなる」と言われますが、この事を解りやすく詳しく説... - Yahoo!知恵袋

1.事業者ががんばって商売して利益を上げます。 2.利益はその事業者自身に残ったり、仕入先（取引先）事業者の利益になったり、利息の支払いなどを通じて銀行の利益になったりします。 （世の中に不良債権があまりない場合） 3a.利益は資本に組み込まれ新しいビジネスに投資されます（「再投資」と呼びます）。 4a.中には失敗もあるでしょうが、全体としては新しい市場が開かれ経済は拡大する方向に進みます。 （世の中に不良債権がたくさん残っている場合） 3b.不良債権を抱えている企業は再投資する前に不良債権の処理を行います。例えば、本当は1億円しか価値がない名目3億円の不良債権があるところに、2億円以上の利益があがると、同じ年度に利益と損失を同時に計上することで経営者は「今年の損益はトントンでした」と言って事なきを得ます。 4b.結果、お金は再投資に回ることはなく、経済の成長の環はここで止まってしまいます

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にゃるほど。数字を適当にごまかしてきた年月が失われた10年だったのか。隠された10年だ。高度経済成長の現場の人材が先導したのだろう。オイルショック時の40歳管理職が94年に定年、会長とか政治家に。今73歳か。