秦がわずか十数年で滅んだのは、法治主義によって、臣民を法でがんじがらめにしたのが間接的原因でしょうか？ - 陳勝・呉広の乱も、臣... - Yahoo!知恵袋

仰るとおりだと思います。 趙高らの宦官の責任は重大だったとは思いますが、 これはあくまで秦の朝廷内の問題であって、 宦官が権力を握ろうが、 今話題の、民主党小沢院政（？）のような傀儡政権が出来ようが、 一般庶民には関係がありません。 彼ら臣民にとっては、徳による統治を説く儒家と異なり、 法による統治（法家国家）への急速な転回は混乱を招いたと思います。 秦の孝公に仕えた商鞅は、 戦国の七雄に数えられた秦に仕え、 郡県制に見られるような法家思想に立脚した、 中央集権的な統治体制を整え、秦の大国化に貢献しました。 それを引き継いだ宰相「李斯」は、法家思想による統治を実施しました。 法の整備というもの自体は、 国家として成り立っていくためには大変重要なことです。 法によって秩序を得ることは、必要なことです。 一方で、微罪であれ法に基づいて厳格に処罰する政策が、 国の滅亡を早めたともされているのは事