20XX年、ＴＰＰ参加であなたの医療が削られる 有名無実化した国民皆保険の未来予想図

1968年、千葉県生まれ、茨城県在住。フリーランスライターとして、新聞や週刊誌、医療専門誌などに、医療費や年金、家計費の節約など、身の回りのお金をテーマにした記事を寄稿。本コラムのほか、医薬経済社「医薬経済ONLINE」に連載中。著書に「読むだけで200万円節約できる！医療費と医療保険＆介護保険のトクする裏ワザ30」（ダイヤモンド社）など。ライター業のかたわら、庭で野菜作りも行う「半農半ライター」として、農的な暮らしを実践中。 知らないと損する！医療費の裏ワザと落とし穴 国民の健康を支えている公的医療保険（健康保険）。ふだんはそのありがたみを感じることは少ないが、病気やケガをしたとき、健康保険の保障内容を知らないと損することが多い。民間の医療保険に入る前に知っておきたい健康保険の優れた保障内容を紹介する。 バックナンバー一覧 20XX年4月、激しい腹痛に襲われたＡさんは、かかりつけクリニッ

[hatayasan]

TPP参加→医療への市場原理導入の圧力が強まる→受けられる医療サービスに所得等による格差が生じる、というところまでは理解した。審査支払機関の民間への開放、の下りはいまひとつわからなかった。

[oguogu]

一回り遅れた記事だな。実際は重粒子線治療のように事実上混合診療が認められている分野もあるのに。私は政府調達など別の部分でTPPに反対だから否定はしないけれど。

[tdam]

TPP=FTA+αの「α」が賛成できない理由。国民皆保険制度を維持した上で市場主義を導入すれば薬価が下がる可能性が高いと思うので批判全てには賛成しないが、米保険会社の"審査支払業務に参入"…ISD条項は色々恐ろしい。

[taro-r]

自然とセカンドオピニオンになってる?

[fragilee]

審査の段階で健康保険の保障を狭めてしまえば、必要な医療を受けるために富裕層を中心に民間の保険に加入する人も増えるかもしれない。その点でもアメリカの保険会社にはビジネスチャンスになるだろう。