負けられない戦いで早大野球部・小宮山監督が見せた「プロの采配」の中身

1964年東京都生まれ。『アメリカンフットボール・マガジン』、『相撲』の編集者を経て、『俺はどしゃぶり』で第五回小説新潮長篇新人賞を受賞。スポーツをテーマにした作品多数。著書に『どまんなか １～３』（講談社文庫）、『運動会小説 走れ！ ヒットン』（講談社）、『デッドヒート 上・中・下』（ハルキ文庫）など。 メジャーリーガー小宮山悟監督の「早稲田伝統」チームビルディング 2019年、プロ野球やメジャーリーグで活躍した小宮山悟氏が、早稲田大学野球部監督に就任した。小宮山新監督の下で成長を遂げたチームは、20年秋、「奇跡」といわれた優勝を成し遂げるのだが…。小宮山監督のチームビルディングを追った。 バックナンバー一覧 法政大に連勝して勝ち点を挙げた早稲田大野球部は絶好のスタートを切ったものの、その後の明治大戦で連敗。後がなくなった小宮山監督はどのような采配を見せたのだろうか。（作家 須藤靖貴）