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好調ニューヨーク株の意外な落とし穴歪んだ経済指標と消費減速懸念
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inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活... inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 史上最高値を更新したニューヨークダウ。3月5日の終値は1万4253.77ドルと、2007年10月につけたこれまでの最高値を5年5ヵ月ぶりに上回った。 2月末までに新たな財政赤字削減案が与野党で合意されず、3月1日から強制歳出削減が発動され、これによりGDP(国内総生産)が0.5%前後押し下げられるとみられるにもかかわらず、株価が上昇を続ける背景には、米国景気の順調な回復がある PER(株価収益率)が約14倍と前回の高値更新時の20倍前後と比べて割安なこともあり、上昇を続けるとの見方も少なくない。 しかし、その先行きには意外な落とし穴がある。 その端緒となるのが経済指標の歪み。08年9月のリーマンショック後の経済の落ち込みがあまりに大き