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フォックスコン日本技研代表 矢野耕三 シャープやパナの技術者を集め先端ディスプレーの技術を育てる
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フォックスコン日本技研代表 矢野耕三 シャープやパナの技術者を集め先端ディスプレーの技術を育てる
――シャープの液晶技術に魅せられて出資契約をしていた鴻海グループが、今回、元シャープのトップエンジ... ――シャープの液晶技術に魅せられて出資契約をしていた鴻海グループが、今回、元シャープのトップエンジニアである矢野さんをヘッドに据えて研究所をつくりました。 鴻海グループは5月23日、以前から大阪にあった営業拠点の一部のスペースを使って、ディスプレーを研究するための「フォックスコン日本技研」を新たに立ち上げました。私はその代表です。 組織上は鴻海精密工業の100%子会社で、本社で液晶パネルやタッチパネルなど視野についての事業を管轄するEBBG(アイ・ボール・ビジネス・グループ)と頻繁にやり取りをしています。 目的は、スマートフォンなどに使われる高精細なディスプレーの技術を育てることです。有機ELや「IGZO(イグゾー)」といった酸化物半導体をはじめ、最先端の開発を進めていきたいと思っています。郭台銘(テリー・ゴウ)会長から、予算として120億円がつけられ、日本人技術者の採用面接を始めています