追い込まれ、勝ち負けを繰り返すことが新たな産業を生む力になる――DARPAロボティクス・チャレンジの真実

シリコンバレー在住。著書に『行動主義： レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家： 伊東豊雄観察記』（共にTOTO出版）。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか？世界一ＩＱが高い町の「壁なし」思考習慣』（プレジデント）を刊行。 ビジネスモデルの破壊者たち シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。 バックナンバー一覧 6月5、6日の両日、ロサンゼルス郊外でDARPAロボティクス・チャレンジ（ＤＲＣ）決勝戦が開催された。 ＤＲＣは、災害の際に人間がアクセスできない場所に出かけて行って、救援活動を行ったり緊急に必要とされる処置を行ったりできるようなロボット開発を推進することを目的としている。 優勝は韓国チーム 日本チームは最高でも10位 もともとこのチャレンジが計画されたのは、2011

[mangakoji]

“たもや日本の技術力が韓国に追い越されたと結論づけたくなるだろう。 そうした誤解を解くために”