今こそリーダーはリンカーンの采配を学べ南北戦争の逆転劇に見る危機のリーダーシップ

戦略は歴史から学べ いつの世も変わらない勝利の法則がある! 古代ギリシャから湾岸戦争まで、史上最強の英雄たちが命がけで見出した、思考と行動の全技術。テミストクレスからハンニバル、カエサル、諸葛孔明、チンギス・ハン、織田信長、リンカーン、ナポレオン、秋山真之、マンシュタイン、アイゼンハワー、パウエルまで、古今東西、3000年におよぶ歴史の中から、「勝者の戦略」を取り出し、今日のビジネスシーンでも活用できるように1冊にまとめた書籍『戦略は歴史から学べ』。この連載では、同書から本文の一部を抜粋して公開する。 バックナンバー一覧 南北戦争では当初、南軍が有利だった。有能な指揮官が揃う南軍に対して、北軍は劣悪な指揮と命令の無視により危機的な状況。リンカーンはどのようにリーダーシップを発揮し、窮地を打開することができたのか？今も昔も変わらない不変の勝利の法則を、ビジネスでも応用できるようにまとめた新刊

[paravola]

明治維新の3年前まで繰り広げられ、死者62万人。これは現在まで一つの戦争で米国が経験した最多の死者数／山岸義夫『南北戦争』は、補給宣言は南軍を戦争に誘うリンカーンの策略だった可能性を指摘

[cider_kondo]

悪くないけど海上封鎖(アナコンダ作戦)の話は教訓としてもうちょっと突っ込んでよかったかも。当初は不人気な作戦だった(「首都を叩けば戦争はすぐに終わる」が根強かった)が、結局南部連合を打倒する決定打になった